太安万侶の墓との伝承が有ります 撮影日;2012.12.09
遺跡地図の「14A-10」です(線路脇の田圃の中に残されています)
現状は径6m・高さ1m程の円墳状の塚です
この塚は、昭和54年奈良市此瀬町で太安万侶墓が発見されるまで太安万侶の墓と伝えられていました(太安萬侶の墓)
この田地は、多神社の所有地です
塚は、地元では遺品などを納めた「参り墓(塚)」だと考えられるという
多神社では、納骨の儀式を太安万侶の命日(7月6日)に行った後、塚の周囲を石垣で囲んで記念碑を建てる計画だそうです
安万侶は712年、下級舎人の稗田阿礼が暗唱していた記録を基に古事記3巻をまとめ、元明天皇に提出しました
★所在地;磯城郡田原本町多
★交通;近鉄笠縫駅下車 南へ徒歩10分
★駐車場;有りません
★入場料;見学可 (冬季は近くまで行けます)
★問合せ;