棚田一面に半夏生が群生しています 撮影日;2014.07.13
葉の一部が白く化粧したように見え、涼しげな装いを見せてくれます
7月中旬頃から見頃となります
元は棚田でしたが、耕作放棄され、畦に植えてあった半夏生が繁殖
月日が経つうちに自生地になったそうです
現在、3000?以上にわたり群生しています
半夏生は奈良県の準絶滅危惧種です
草丈は30〜100cmほど
ドクダミ科の多年性落葉草本植物です
葉の表面だけが白くなることからカタシログサとも言われます
葉はハート形の細長い形状です
夏至を過ぎた頃に長さ10〜15cmほどの穂状花序を葉の付けねにつけます
花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し花弁の役目を果たすのが本種の特徴
名前の由来は、七十二候のひとつである「半夏生」の頃に花を咲かせることから
(かつては夏至から数えて11日目、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日:毎年7月2日頃)
また、葉の一部を残して白く変化することから「半化粧」に由来するとの説も有るようです
★所在地;宇陀郡御杖村神末2735
★交通;近鉄榛原駅より バスで「曽爾掛西口」下車 村内バス乗換え「神末」下車 徒歩
★駐車場;神末中央集落センター・旧神末保育園(東禅寺のすぐ近く)
すぐ横は、御杖村健民グランド・体育館です
★見学 入場料;無料
★問合せ;0745-95-2070(御杖村観光協会)