小丘上の大きな木の根元に有ります 撮影日;2014.09.07
この木は、松ではなく椋の木?
寛正4年(1463)銘の有る、像高105cmの阿弥陀石仏です
銘文;寛正四癸未十月五日(右)、六斎念仏之為結集敬白(左)
この石仏は砂岩系の巨石を舟形に彫りくぼめ、来迎印の阿弥陀如来立像を彫出しています
香芝市内の在銘石仏としては「志満堂地蔵」に次いで古いものです
この場所は1kmほど西に有る専称寺の旧境内地とされていますが、詳しいことはわかってません
また、二上山の夕日に照らされる恰好の位置にあり、山越阿弥陀の信仰を彷彿させます
★所在地;香芝市畑2丁目
★交通;近鉄二上山駅下車 徒歩5分
★駐車場;有りません
★見学;自由
★問合せ;