江戸時代の町屋で、平成21年に有形文化財に登録されました 撮影日;2012.04.08
河合鋭冶家住宅は「八木札の辻」の北側に位置し、広大な敷地に建ちます
軒が低く、段違いの棟と大屋根を持っている大規模な古民家です
天保13年(1842)八代目の河合庄九郎の頃には「絞り油屋」を営んでおり、建物自体があったと推測されます
安政6年(1859)の九代庄九郎の頃には庄屋となり、「両替商」も営んでおり、「隠居所」「内蔵」ができていたことがわかっています
南隣りに河合源七郎家が有ります
初代河合源七郎によって、明治20年代後半に町屋として主屋を建築
さらに大正時代に、離れ座敷や茶室が増築されました
旧街道「下ツ道」に面して、蔵の妻面「貴賓口」を挟んで重厚な「出桁造」・漆喰塗込の主屋、高い境界塀と変化あるファザードを持つ民家です
★所在地;橿原市北八木町2-155
★交通;近鉄大和八木駅下車 徒歩8分
★駐車場;なし
★入場料;外観のみ見学可
★問合せ;0744-29-5902(橿原市文化財局文化財課)