東・西の平田家
「八木札ノ辻」を挟んで東側と西側の平田家があります 撮影日;2012.04.08 江戸時代に旅籠を営んでいました 「八木札ノ辻」は、古代大和の主要道路「下ツ道」と「横大路」との交差点です 江戸時代中期以降、伊勢参りや大峰山への巡礼などで、特に賑わったようです 建築年代:18世紀後半〜19世紀前半...
View Article北八木町の河合家住宅
江戸時代の町屋で、平成21年に有形文化財に登録されました 撮影日;2012.04.08 河合鋭冶家住宅は「八木札の辻」の北側に位置し、広大な敷地に建ちます 軒が低く、段違いの棟と大屋根を持っている大規模な古民家です 天保13年(1842)八代目の河合庄九郎の頃には「絞り油屋」を営んでおり、建物自体があったと推測されます...
View Article東タニノガイト古墳
山腹斜面に築かれた古墳です 撮影日;2012.04.08 「威徳王神社」の背後100mほど登った所に有ります 遺跡地図の「15A-202」です 径8m・高さ2mほどの円墳です 横穴式石室が開口しています 石室天井石・羨道天井石のほとんどが無くなっています(一枚ずつ残っています) 石室長さ約2.7m・高さ約1.8m 羨道長さ現存部分約2m・幅約1m・高さ約0.7m...
View Article榛原愛宕山古墳
明治32年に三角縁神獣鏡などが見つかった古墳です 撮影日;2012.04.08 全長37mの前方後円墳です(遺跡地図の「15B-65」) 後円部径27m・高さ4〜6.7m、前方部最大幅11m・高さ1〜1.3m 「米山古墳」とも呼ばれます(山内に小規模な円墳がいくつか有ります) 山頂(愛宕山古墳の後円部)には「三社大神」が祀られています...
View Article白もくれんの里
白もくれんが群集する山村です 撮影日;2012.04.15 桜が満開になる頃と同じ頃に満開になります ★所在地;吉野郡下市町立石・才谷 ★交通;近鉄下市口駅より バスで「才谷」下車 ★駐車場;スペース有り
View Article才谷の一本杉
蓮如上人の御手植との伝承が有ります 撮影日;2012.04.15 文明7年(1475)植樹と伝わる古杉です 「蓮如上人御手植之杉」の石碑が置かれてあります 平成9年に、奈良県の保護樹木の指定を受けました 蓮如上人が下市巡教の時、和田衛門次郎正頓という者が、各所で上人の聴聞を重ねたそうです...
View Article才谷の稲荷桜
才谷の集落を守るヤマザクラの巨木です 撮影日;2012.04.15 樹齢およそ350年 幹廻り4.16m 4月中頃に咲くそうです 根元付近には、名前の通りお稲荷さんが祀られています 過去にNHKで紹介されたことがあるそうです 旧才谷小学校跡集会所前の桜も綺麗です ★所在地;吉野郡下市町才谷480 ★交通;近鉄下市口駅より 黒岩行きバスで才谷下車 徒歩10分 ★駐車場;有ります...
View Article塞の神石碑
この碑は道祖神だそうです 撮影日;2012.04.15 高さ103cmの緑泥片岩に『塞神守護』と彫られています 民間信仰を伝える貴重な民俗資料として、下市町の文化財に指定されています (昭和50年の指定) 塞の神は道祖神であり、境を護る神でもあり、また悪疫悪霊の入り込むのを遮る神として、古くから信仰されていたそうです ★所在地;吉野郡下市町新住 ★交通;近鉄下市口駅下車 徒歩20分...
View Article苣原の勧請縄と地蔵魔崖仏
苣原は布留川の上流に有る集落です 撮影日;2012.04.29 川と国道25号線を跨るように掛けられています 苣原の「カンジョの綱掛け」は1月16日に行われます 吊り下げられる小綱には松の枝を三本づつ付けるようです 集落の入り口辺りの勧請場へ登る旧道脇に2体の磨崖石仏が有ります 2体の石仏は表面に船形光背を彫り窪め、中に地蔵立像を半肉彫りにしています...
View Article下入田の阿弥陀石仏
鎌倉時代後期の石仏です 撮影日;2012.04.29 高さ160cmの花崗岩の自然石に彫られています 壺形光背の彫りくぼみを作り、像高94cmの阿弥陀来迎立像を半肉彫りしています 反りのある自然石の屋根石を置き、頂上に宝珠のように丸石を載せるちょっと変わった形です 応長元年(1311)の像立です 以前は、もう少し川沿いに有り、3分の1ほど埋まっていました ★所在地;天理市福住町下入田...
View Article狐塚古墳「南阿太6号墳」
蛇行する吉野川を見下ろすように築かれています 撮影日;2012.05.11 径5m程の小さな円墳ですが、封土はかなり流失しています 横穴式石室の一部が露出しています(石室内は埋まっています) ★所在地;五條市滝町 吉野川が大きく蛇行する滝町の河川公園近くの田圃の畦に有ります ★交通;県道39号線の湯谷口バス停近く ★駐車場;近くに河川公園のP有り ★入場料;見学可 ★問合せ;...
View Article大阿太9号墳「コンピラ古墳」
西阿田町の御霊神社のすぐ東側にはっきりとした墳丘があります 撮影日;2012.05.11 遺跡地図の「19B-92」です 径10m程の円墳となっていますが、墳丘上に木が生茂っており、もう少し大きく見えます 遺物の報告はなく、築造年代も不明です 大阿太古墳群は東阿田町から山田町にかけて、二十数基が点在しています 山田町御霊神社の本殿背後には、まとまって円墳が有ります...
View Articleヒナコノ塚「姫塚」
何か云われが有りそうな名前の古墳です 撮影日;2012.05.13 円墳状に大きな石で囲ってありますが、墳形は不明です 遺跡地図の「7B-49」 横穴式石室、半壊となっていますが、墳丘は草や熊笹で覆われていて石材は分からず 被葬者は、この地の古代の豪族・平群氏の姫様でしょうか?? ★所在地;生駒郡平群町三里北 ★交通;近鉄平群駅下車 徒歩12分 ★駐車場;スペース有り ★問合せ;...
View Articleまるこ山古墳
田んぼの中に残っている古墳です 撮影日;2012.05.13 遺跡地図の「11C-8」です 元は、全長32mの前方後円墳だったようです 現状は、後円部が径15mほどの円墳状をなして残っています 周濠が有ったことが確認され、埴輪(円筒・朝顔・家・靫・人物・武人・鶏・蓋) が出土しています また、弥生時代の土師器・須恵器の他、瓦器や瓦質土器なども出土しています...
View Articleクノギ古墳
現状は径15m程の円墳状です 撮影日;2012.05.13 元は全長30m以上の前方後円墳だったようです 遺跡地図の「14C-5」です 2010年に発掘調査されています 墳丘の東と西で堀の跡から動物をかたどった埴輪の後ろ足部分や円筒埴輪、家型埴輪などが出土 遺物;石器、弥生土器、、埴輪(円筒、朝顔、形象)、須恵器、瓦器、瓦 築造は6世紀前半...
View Article御所国見山
神武天皇が国見をされた場所とされています 撮影日;2012.05.13 山頂に立つ石碑には「嗛間丘(ほほま丘)」「神武天皇聖蹟傳説地」と刻まれています 国見神社から標高229.38mの頂上までは距離500m程で、高低差100mの登山道となっています 山頂からは南に金剛山や大峰山系、北は杉木立の間から、畝傍山や若草山まで遠望できます...
View Article玉置神社の大杉
県内一の太さの杉の巨樹です 撮影日;2012.05.18 樹齢はおよそ1000年 樹高は40mで、幹周り8.7m(平成9年の測定) 玉置神社の境内前を少し谷へ降りていった所に立っています 上から見た大杉は、それほど大きく見えませんが、間近で見ると迫力十分です 玉置神社の本殿裏には、推定3000年を越える神代杉も有ります 樹高20m・幹周り8.3m...
View Article玉置山の枕状熔岩
枕状溶岩は海底火山によって造り出されます 撮影日;2012.05.18 玉置山には、不規則な楕円状または曲がった丸太状の形状をした溶岩が一帯に露頭しています 海底火山の噴火により噴出した玄武岩質の溶岩が、海水により急速に冷却・固化したことにより生じます 地質活動により、海底深くから玉置山山頂付近にまで隆起しました 標高1000m〜1040mにかけてが枕状溶岩堆積地です...
View Article玉置山山頂
大峰山系の最南端の山です 撮影日;2012.05.18 標高は1076.4m 主に石英斑岩で形成される山です 山頂には沖見地蔵が祀られています 天気が良ければ、遠く熊野灘が望めることも有ります 「沖見岳」「舟見岳」とも呼ばれ、修験道においては「無漏岳(むろだけ)」とも称されていました 玉置山は昭和61年に『森林浴の森100選』に選定されています...
View Article十二滝
落差は80mほどあるようです 撮影日;2012.05.19 水量はそれほど多く有りません 見上げる高さから、糸が垂れ下がるように流れ落ちてきます 滝つぼは深くありません 別名「十二くらの滝」だそうです 国道168号線沿いに駐車スペースが有り、召波句碑が有ります 『十津川や 耕人の 山刀』 黒柳召波(しょうは)は与謝蕪村の高弟です この地方の風土、歴史を表す句です...
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