明治32年に三角縁神獣鏡などが見つかった古墳です 撮影日;2012.04.08
全長37mの前方後円墳です(遺跡地図の「15B-65」)
後円部径27m・高さ4〜6.7m、前方部最大幅11m・高さ1〜1.3m
「米山古墳」とも呼ばれます(山内に小規模な円墳がいくつか有ります)
山頂(愛宕山古墳の後円部)には「三社大神」が祀られています
埋葬施設は竪穴式石室か竪穴系横口式石室とみられています
(括れ部に窪みがあり、石材らしき石が残っています、埋葬施設跡でしょうか?)
築造は5世紀後半とされています
明治32年11月26日、石材採取のために地主の松浦富三郎氏が裏山の頂上を発掘した際に古鏡その他数種類の古器類を発見しています
後漢後期に鋳造されたと推定される神人画象鏡・鉾・槍等が出土
鏡には「王氏作竟佳旦好、明而日月世之保、服此竟者不知老、寿而東王父西王母山人高赤松保二親、宣□□」の銘文が記されています
★所在地;宇陀市榛原上井足・下井足 MAP
★交通;近鉄榛原駅下車 徒歩15分
★駐車場;なし
★入場料;見学可
★問合せ;