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Channel: 奈良の名所・古跡
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御所国見山

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御所国見山山頂
 神武天皇が国見をされた場所とされています 撮影日;2012.05.13

 山頂に立つ石碑には「嗛間丘(ほほま丘)」「神武天皇聖蹟傳説地」と刻まれています
 国見神社から標高229.38mの頂上までは距離500m程で、高低差100mの登山道となっています
 山頂からは南に金剛山や大峰山系、北は杉木立の間から、畝傍山や若草山まで遠望できます
 ここから続く道は行者道と言われ、この山を越えて吉野へと続く行者道の1つだったようです

 日本書紀によると、大和を平定した神武天皇は掖上の「ホホ間の丘」に登って国見をされ「妍哉、国を獲つること(なんと素晴らしい国を得たことか)。内木綿の真乍き国といえども(狭い国ではあるが)、なお蜻蛉(あきつ=とんぼ)の臀占(となめ=交尾)せる如くあるかな(トンボが交尾して連なっているように山々に囲まれたところだ)」と宣い、これによって日本の国号「秋津洲」の名が誕生したとされていて、国見山はこの丘の実在の地と言われています。 

山頂の手前 山頂からの眺望

★所在地;御所市柏原国見山
★交通;JR掖上駅下車 徒歩25分
★駐車場;スペース有り(国見神社前)
★入場料;タダです
★問合せ;


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