千塚資料館の北側から登っていくと説明板が有ります 撮影日;2012.10.06
尾根上につくられた径14mの円墳です
173号墳「14C-106」には、半肉彫七獣帯鏡が副葬されていました
5世紀中〜後半の目立った例で、前方後円墳クラスの主要古墳の副葬品に匹敵するもので、この古墳群を性格づける特徴となっています
126号墳とほぼ同時期か少し後に築かれたようです
他に、鉄製武器類と木棺の上には鉄製胴甲が副葬されていました
近くにある178号墳「14C-108」(26mx24mの円墳)は群中最大の円墳です
埋葬施設は木棺直葬でしたが、棺は完全に腐朽し、棺上の副葬品が転落した状態で須恵器高杯などが出土しています
棺外の墓壙西からは、F字形鏡板付轡と剣菱形杏葉の馬具が出土しています
★所在地;橿原市川西町外山
★交通;近鉄橿原神宮前駅より バスで「川西」下車 徒歩3分
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;0744-29-5902(橿原市教育委員会 文化財課)