直木三十五氏ゆかりの木です 撮影日;2012.10.21
これほど大きく、また海岸線から遠い大和地方に存在するヤマモモの木は大変珍しい
貴重な学術研究資料として昭和33年に県の天然記念物に指定されています
このヤマモモの巨樹は雌株で、地上80cmのところで三分岐し、さらに50〜80cmのところでそれぞれ分岐して9枝幹が立って半円形の樹形となっています
幹周は地上50cmのところで4.3m・樹高は15mも有ります
明治7年、この地に白銀第2小学校が創立されました
明治43年11月から数ヶ月間、植村宗一(のちの直木三十五)氏が代用教員として赴任していた小学校跡地の校庭に立っています
よくこの木に登り子供たちと声高らかに「デンガショ節」を歌ったといいます
すぐ横に、宗円寺というお寺があり、そこで下宿していたそうです
★所在地;五條市西吉野町奥谷
★交通;JR五条駅より 車で138号線を一の木ダムを通って約8km
八幡神社が左に見えたら、その先を右手に登って行きます
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)