久渡古墳群
7基の多彩な内容を持つ古墳からなる古墳群です 撮影日;2012.10.15 久渡古墳群は、標高約70m前後の丘陵上に位置します 久渡1号墳「10D-03」は前方後円墳の可能性が高く、最も大きな古墳です 後円部径40m、周濠幅2.2m 遺物:土師器、須恵器、サヌカイト剥片 久渡2号墳は、径約16mの円墳で、丘陵の南斜面を大規模にカットして造られています...
View Article上笠間阿弥陀磨崖仏
阿弥陀三尊の磨崖仏です 撮影日;2012.10.20 県道781号線の旧道から笠間川へ降りていった岩壁に彫られています 中尊は阿弥陀如来立像で、舟形光背を彫りくぼめ、半肉彫りされています 下部に蓮華座を設け、来迎印を結んでいます 像高は159cm 脇侍は梵字(種子)で、向かって右側に「観音菩薩(サ)」、左側は「勢至菩薩(サク)」が刻まれています...
View Article大久保池ノ上古墳
眺めもとてもよい場所です 撮影日;2012.10.20 径18mの円墳「9D-24」です はっきりとした墳丘が有りますが、盗掘坑の大きな窪みが有ります 南に開口する横穴式石室と思われます 石室は破壊され僅かに石材が残っているだけです 遺物の報告はありません 東側にあるJAの穀類乾燥設備の南には、友田東山古墳が有ります 一辺19mの方墳「9D-23」...
View Article森下塚
広大寺池の南側に有ります 撮影日;2012.10.20 田圃の中に一辺10m程の方形土壇が残されています 遺跡地図の「8B-232」です 周囲と比べて、ほとんど高さはありません 古墳であるかは不明ですが、天武天皇皇孫・池田王の伝承があるそうです...
View Article黒渕の黒木御所跡
黒渕春日神社の境内に碑が建てられています 撮影日;2012.10.21 南北朝時代、西吉野・天川・十津川に黒木御所が有りました (十津川村の黒木御所跡・天川村の南朝黒木御所跡) 黒木御所とは、黒木(皮を削っていない木材)を用いて建てられた天皇の御所のことで戦時や政変時などのの行宮のことをいいます ここには後村上天皇・長慶天皇の二帝が住まわれたと伝えられています...
View Article乾家住宅
17〜18世紀の建築物と推定されています 撮影日;2012.10.21 入母屋造り、草葺きの農家です(現在屋根はトタンで覆われています) 四面庇付・桟瓦葺き 桁行12.9m・梁間10.0m 西吉野地方の農家の変遷を知るうえで重要な民家です 昭和45年3月に県の文化財に指定されています 屋根の上には、不思議な飾り(魔よけ?)が乗っています ★所在地;五條市西吉野町滝163...
View Article奥谷のヤマモモの巨樹
直木三十五氏ゆかりの木です 撮影日;2012.10.21 これほど大きく、また海岸線から遠い大和地方に存在するヤマモモの木は大変珍しい 貴重な学術研究資料として昭和33年に県の天然記念物に指定されています このヤマモモの巨樹は雌株で、地上80cmのところで三分岐し、さらに50〜80cmのところでそれぞれ分岐して9枝幹が立って半円形の樹形となっています...
View Article恋風トンネル
洒落た名前のトンネルです 撮影日;2012.10.21 西吉野温泉近く、丹生川が大きく蛇行する所に有ります 1999年3月に開通した延長62mの短いトンネルです トンネルの出入口の両側に橋が架かっています ちぎり橋とむすばれ橋です 当時の村長さんが命名したそうです いわれとなる昔話でもあるのかと思われますが? 定かではありませんが、村おこしになればと名づけたようです...
View Article柿博物館
大きな柿の形をしたドーム型の建物です 撮影日;2012.10.21 柿のことについてもっと知ってもらうために建てられた施設です 高さ8.7m・直径18.2m 100インチスクリーンを利用した柿についての映像やクイズがあるほか、パソコンで栽培法から料理法まで検索することができます 渋染め作品や柿材木工品が展示され、柿ワイン、柿センベイなど柿加工食品もあります...
View Article名柄銅鐸出土地
鏡と銅鐸が一緒に埋められていた所です 撮影日;2012.11.03 大正7年5月5日、溜池造成工事中に発見されました その溜池跡に石碑が建てられています 表土下70cmのところに鏡が水平に置かれ、鏡から南へ約30cmのところに銅鐸が横たえられていました 鏡と銅鐸が一緒に埋められていた例は全国でもこの遺跡だけだそうです...
View Article高天滝
金剛山への登山道「郵便道」に有ります 撮影日;2012.11.03 落差6〜7mほどの2段の段瀑です 水量もそこそこ有ります 滝の左に「不動明王」が祀られているので、別名「不動の滝」とも言われます 休憩所の下に湧き水も有ります ★所在地;御所市高天 ★交通;高天彦神社より 徒歩10分程 ★駐車場;高天彦神社に10台程度 ★入場料;見学自由 ★問合せ;
View Article金剛山の仁王杉と夫婦杉
金剛山山頂近くにある巨杉です 撮影日;2012.10.03 樹齢は500年ほどと思われます 仁王杉は葛木神社の表参道と裏参道の分かれ道に聳え立っています 根元付近の幹周りは5m以上有りそうです 樹高も20m以上 枝打ちされていないので、枝ぶりがまるで不動明王の背炎みたいです 夫婦杉は葛木神社と転法輪寺の中間あたりに有ります 根元で2本の杉が融合しています...
View Article金剛山頂の国見城址
大阪平野の南部(河内平野)が見渡せる絶景の地です 撮影日;2012.11.03 正慶元年(1332)、楠木正成が築いた城砦 天正12年(1584)に佐久間安成が根来寺衆徒・雑賀軍を率いてここに篭城し、岸和田城主・中村式部少輔一氏と合戦を行ったという 正成は、金剛山一帯にいくつもの要塞を築き、その指令所として千早城を用いたと伝えられています 国見城もその要塞の一つだったようです...
View Article楯岡山古墳群
曽爾村で石室が見られる唯一の古墳です 撮影日;2012.11.04 小円墳が3基並んでいます 楯岡山1号墳「104-20」はいちばん北東側で、はっきりとした墳丘が有ります 南側は小路で削られているようです 径約15m・高さ4mほどの円墳でしょうか(方墳のようにも見えます) 石室の開口部は狭く、かなり土砂が流入しています 墳頂に2ヶ所穴が開いていて、奥壁が少し見えます...
View Article高山右近碑
キリシタン大名として有名な高山右近をたたえる石碑です 撮影日;2012.11.04 沢地区の集落入口に昭和45年に建てられました 永禄3年(1560)〜10年までの8年間、高山右近の父・高山友照は、松永久秀の配下として沢城を居城としていました 右近は永禄7年(1564)、「ジェスト」即ち正義の教名をもって洗礼を受けました...
View Articleどんがめ石
黒岩宮城の田園地帯の中にあります 撮影日;2012.11.04 僧行悦の道標から西へおよそ400m 伊勢街道の北を流れる黒岩川沿いを歩いていると大きな黒い岩が有ります どんがめ石(別名「亀石」)と言われています 長さ3m・幅3m・高さ3m(地上部1.5m)、それ以上あるでしょうか? この石には昔からこんな言い伝えがあります。...
View Article滝本町の大カヤ
丘陵地に有るので、とてもよく目立ちます 撮影日;2012.11.04 幹周り3.7m 樹高11m 樹齢は600年? 県保護指定樹木です 中島氏宅庭に有り、古くから「カヤ木の家」として地域住民に親しまれています 「八大龍王」を祀って神木化しているそうです 集落の西と中央に地蔵石仏が祭られています 集落中ほどの地蔵石仏がある急な坂道を登っていきます...
View Articleノベラ古墳
墳丘は、ほぼ果樹園です 撮影日;2012.11.12 行燈山古墳「崇神天皇陵」の西700mほどの所に有る前方後円墳「11D-19」です 南北に主軸を置き、前方部の広がらない墳形(柄鏡式前方後円墳)です 全長約78m、後円部径約40m・前方部巾約30m 前方部・後円部共に削平されていて、ミカンの木などが植えられています...
View Article柿本人麿公屋敷跡
JAならけん巻向支店の前庭に石碑が建てられています 撮影日;2012.11.12 柿本人麻呂が詠った歌に「纏向」を詠ったものが多いことから、顕彰碑的なものでしょうか 柿本人麻呂が居住していた可能性は否定できませんが、それを裏づける証拠はありません 石碑のある地は、上ツ道に面しており古代のメインストリート沿いです 周辺は纏向遺跡で、駅の西側では発掘調査もされています...
View Article平塚古墳
平坦な墳丘は柿畑です 撮影日;2012.11.12 現状は、墳丘規模が東西約45m・南北約55m 方墳の可能性も有りますが、径約54mの円墳とされています 墳頂部は後世に受けた削平の影響により、ほぼ平坦になっています 墳丘の周囲は石で囲われています...
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