黒岩宮城の田園地帯の中にあります 撮影日;2012.11.04
僧行悦の道標から西へおよそ400m
伊勢街道の北を流れる黒岩川沿いを歩いていると大きな黒い岩が有ります
どんがめ石(別名「亀石」)と言われています
長さ3m・幅3m・高さ3m(地上部1.5m)、それ以上あるでしょうか?
この石には昔からこんな言い伝えがあります。
昔、七日七夜にわたりこの石の根本から光が放たれ輝き続けており、それを不思議に思った里人がその光り輝くところを掘ってみると、なんとそこから一体の金仏像が現れたそうです。
そこで室生寺の僧が占ったところ、金仏像は熊野三社権現であるから、よろしく宮城に祀るようにということでした。
そこでここに社殿が造られ、金仏像が祀られたそうです。
今では少し昔とは風景が変わっていますが、それでもこの巨石はいまだ勇姿を今に伝えています
★所在地;宇陀市室生黒岩
★交通;室生寺より県道28号線南へ 黒岩口より西へ約2.5km
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;