田んぼの中にコンクリート造りの防空壕跡が2ヶ所残っています 撮影日;2013.01.05
北側の防空壕は、戦後に農家の人達により、覆っていた土が取り除かれコンクリート部分が露出しています
4ヶ所に入口が有りますが、農機具などが置かれています
上部には円筒形の空気穴?が有ります
南西150mの所に、円墳のような姿でもう一つの防空壕が残されています
外部がほぼ土に覆われていますが、北側の防空壕と規模は同じだそうです
南側と西側にコンクリートの表面が露出しています
内部は三つの部屋に分かれ、真ん中の部屋が最も大きいそうです
「上級士官の防空壕として使われていた」「通信施設があった」という証言があるそうです
内部に「電信室」という文字が残され、内部構造や滑走路との位置関係などから、上級士官の事務所の役割を果たしていたのではないかと考えられています
★所在地;天理市岸田町
★交通;JR柳本駅下車 徒歩15分
★駐車場;なし
★入場料;外観見学自由
★問合せ;
参考;天理市人権教育研究会のウェブサイト「柳本飛行場について」