県道拡張工事の際に発見された瓦窯跡です 撮影日;2013.03.11
道路に面して丘陵の北斜面に立地しています
登窯(1・2号)と平窯(3号)が有り、国の史跡に指定されています
昭和53年と60年に発掘調査が行われました
燃焼室や焚口部分は既に破壊されていました
焼成室と灰原の一部が存在し、奈良時代の瓦窯の構造が明らかになりました
当瓦窯跡から出土した軒(のき)瓦は、笠間川の上流約3キロにある「毛原廃寺」の伽藍に用いられていたことが確認されています
同型の軒瓦は名張市夏見廃寺を始めとして伊賀の諸寺院からも出土しています
★所在地;山辺郡山添村岩屋・葛尾
★交通;近鉄名張駅より バスで「葛尾」下車 徒歩すぐ
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;