生駒谷では珍しい前方後円墳です 撮影日;2013.03.24
全長60〜80m、後円部径45m・高さ8mの前方後円墳
前方部は宅地造成で削られています
築造時期は古墳時代前期です
4世紀ごろ、生駒谷から平群谷を支配した豪族の墓と考えられています
行基墓で知られる竹林寺境内の参道脇にあります
埋葬施設は(1941年の調査)竪穴式石室です
後円部中央に主軸に沿って礫を敷き、粘土で船形の床をつくって木棺を安置し礫石で覆い、厚さ15cmほどの板石を天井に並べてあった
さらにその上に礫や割石を積んであり、粘土槨と竪穴式石室を複合したような珍しい構造であったそうです
盗掘にあっていますが、青銅鏡や石釧、刀剣片、鉄釘、埴輪片などが出土
★所在地;生駒市有里町字文殊山
★交通;近鉄南生駒駅下車 徒歩12分
★駐車場;4・5台可
★入場料;見学自由
★問合せ;0743-74-1111(生駒市観光協会)