花崗岩磨崖仏です 撮影日;2013.04.08
少し崖の上に在った岩が割れて転げ落ちた物です
鎌倉後期の延慶2年(1309)に彫られています
願主は都祁村藺生庄の住人で祐禅浄覚坊
大昔から「三谷のネンドさん」という愛称で親しまれてきました
腰痛に霊験あらたかだったので、近在の人々の信仰を集め、今もお参りする人々がたえないそうです
寝地蔵の横に立っているお地蔵さんは、後醍醐天皇時代の建武2年(1335)の造立です
割れ残った岩に彫られている阿弥陀如来像も建武の頃に彫られたようです
【伝説】
昔大男有り
寝地蔵を起こそうとしたが駄目だった
最近までその力男の足跡が右手の田一枚に大きなわらじの形として残っていたが、今は杉が植林されている
★所在地;桜井市三谷小字下の佛
★交通;名阪国道「針インター」より約5km
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;