勘定山古墳の北側に有ります 撮影日;2012.01.15
五條市の北端に位置する出屋敷町では、古くからヘラノキの生育が知られています
昭和28年3月23日、奈良県の天然記念物に指定されています
株立ちの樹形で樹高は、目測でおおよそ5m前後です
ヘラノキ(箆の木)は、シナノ木科の落葉高木で、主として九州に分布しています
県内では当地域と吉野川沿岸の一部にみられるそうです
7月頃に淡黄色の花を開きます
花序は箆状の包に付き、その形状からヘラノキの名前がつきます
ヘラ皮と呼ばれる内樹皮(甘皮)の繊維が強靱なことから、古くは縄・縫い糸・釣り糸・馬具など、様々な民具に利用されていたそうです
★所在地;五條市出屋敷町
★交通;JR五条駅より バスで「小山」下車 徒歩8分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;
地蔵寺の南西数十mの地点にある貯水池(溜め池)の南端にあります