胴張り形式の石室で、奈良では珍しい形式です 撮影日;2014.01.25
競馬道4号墳と同一丘陵上にある古墳です
径16mの円墳 (大きな墳丘で20m以上あるように見えます)
南側に石室が開口しています
開口部南側にも石材がいくつか転がっています
(羨道部の石材でしょうか?)
玄室の南側上部の石が抜かれて開口しています
玄室内は楕円形(胴張り形式)になっています
長さ約2m・幅約1.5m・高さ約1.6m(目測)
天井石は1枚です
斜面をよじ登らなければなりませんが、大きな墳丘なので見つけやすいと思います
柳生カントリークラブの侵入路を挟んで南東の丘陵上に有ります
以前から探していた古墳ですが、遺跡地図「6B-1」とは場所が違っていました
競馬道4号墳に訪れて、偶然に見つけることが出来ました
無名墳ですが、一見の価値有りな古墳だと思います
★所在地;奈良市大柳生町コヨシ
★交通;JR・近鉄奈良駅より バスで「興東中学校」下車 徒歩3分
★駐車場;なし
★見学;見学自由
この丘陵の谷を挟んだ南東の丘陵にはゴヨシ古墳が在ります
道を挟んだ南の丘陵(競馬道沿い北側の斜面)には競馬道1号墳・競馬道2号墳も在ります