向かって右が庚申堂、左が地蔵堂です 撮影日;2014.02.20
旧多武峰小学校の登り口に有ります
地蔵石仏は補修されてます
庚申堂の向かい側には、古い庚申待碑
慶長15年(1610)銘の舟形碑と慶長12年銘の板形碑が有ります
両脇に3体の道標地蔵が有ります
寛政5年(1793)の石地蔵(高さ81cm)は、左を指差し「はせ/倉橋村/安兵衛」
寛延3年(1750)の石地蔵(105cm)は、「左たふのミね 右はせみち/施主 長兵衛」
寛政9年(1797)の石地蔵(70cm)は、「右はせ道」と刻まれています
石燈籠は元治元年(1864)と宝永7年(1710)の物です
堂の背後には小石仏が並んでいます
福祉センター前に万葉歌碑が有ります
「橋立 倉椅山 立白雲 見欲 我為苗 立白雲」 音羽山主良慶九十八歳
万葉仮名書きで訓は「はしだての倉橋山に立てる白雲 見まくほりわがするなべに立てる白雲」と読む(巻7-1282)
染筆者の大西良慶和上は、明治8年(1875)妙楽寺塔頭智光院(多武峰)大西家の生れで、法隆寺、興福寺の住職をへて明治44年に第二次法相宗管長、ついで大正3年京都の音羽山清水寺に移り、昭和40年、北法相宗初代管長として宗教界につくされた
昭和57年108歳で亡くなっています
★所在地;桜井市倉橋1166付近
★交通;JR・近鉄桜井駅より バスで倉橋池口下車 徒歩すぐ
★駐車場;桜井市高齢者総合福祉センターにP有り
★見学;見学自由
★問合せ;