瓢箪山古墳の南西に接する古墳です 撮影日;2014.12.14
「丸山古墳」「ボウズ山」とも呼ばれます
径45mの円墳とされていますが、調査されていないようです
佐紀陵山古墳の東方、上吉堂池と呼ばれる大きな池の北方に位置しています
佐紀瓢箪山古墳のすぐ南西に隣接
隣接する佐紀瓢箪山古墳の周濠が当古墳の近接する部分だけ築かれていないことから、瓢箪山古墳より以前(4世紀後半)に築造されたと推察されています
瓢箪山古墳西入口付近から墳丘へ入ることができます
墳丘北東部分が大きく削られています
大きな墳丘ですが、三日月形状態となっています
大正2年(1913)大阪電気鉄道軌道の工事に際してのバラス採取で、粘土槨がみつかっています
銅鏡14面・銅鏃19本・素環頭鉄刀を含む鉄刀剣18口が出土
出土遺物は宮内庁書陵部蔵品となっています
銅鏡のうち6面の内行花文鏡は製鏡で、いずれも面径12.0cm
文様構成・花文間の文様形状・珠文帯の珠文数においても同じ
同笵・同型関係が確認できる稀少な例との事
★所在地;奈良市佐紀町衛門戸
★交通;近鉄大和西大寺駅下車 徒歩20分
★駐車場;なし
★見学;自由(私有地です)
★問合せ;