7世紀の古墳としては、かなり大きな古墳です 撮影日;2014.01.24
径約24m・高さ5mの円墳ですが、元は30m級の円墳だったようです
墳丘は、中世に盗掘を受け江戸時代まで墓に転用されていたそうです
発掘調査で横穴式石室の一部も出土したそうですが、今は埋め戻されています
基底部と羨道(長さ4~5m・幅1.5m)が確認されています
須恵器の甕などが出土しています
被葬者は、巨勢氏の有力者巨勢徳多の可能性が指摘されているようです
徳多(とこた)は、乙巳の変の時活躍した人物で、中大兄皇子側に真っ先についた蘇我氏側の重臣です
★所在地;高市郡高取町市尾1241付近
★交通;近鉄市尾駅下車 徒歩10分
★駐車場;近くに公民館が有ります
★見学;自由
★問合せ;
天満神社の参道石段の左手に有ります