平成27年3月1日に、一部改装してオープンしました 撮影日;2015.04.12
奈良を代表する写真家・入江泰吉氏(1905~92)の旧宅です
平成12年に奈良市に寄贈されていました
北側の書斎などは泰吉氏が後に建て増しされたようですが、南側の四間はかなり古い建物のようです
アトリエから吉城川が見下ろせ、南側に有る庭から散策路のようになっています
暗室も見学できます
入江が戦後から亡くなるまで暮らした場所です
旧居がある水門町は、東大寺旧境内で、いまも土塀や古い家が並ぶ風情ある町並みが残り、入江は少年時代の一時期もこの町で暮らしました
入口;上司海雲師が揮毫した表札があります
玄関;土間がなく直接部屋に通じています
客間;この部屋で来客を迎え、編集者らと打ち合わせをしました
茶室
アトリエ;多様な趣味を持つ入江は、この部屋で趣味に没頭しました
書斎;勉強熱心であった入江の書斎には、壁一面に蔵書が並んでいます
暗室;自作の棚で使いやすく工夫されています
庭;万葉の植物を育てた庭。入江作品がここで生まれたことも
★所在地;奈良市水門町49-2
★交通;近鉄奈良駅下車 徒歩15分
★駐車場;なし
★入館料;200円
★休館日;月曜日
★開館時間;9:30~17:00
★問合せ(参照);ホームページ
すぐ近くに依水園や吉城園といった名園があります
また、すぐ北には東大寺・戒壇院が有ります