焼け爛れ、見ることは出来ません 撮影日;2012.04.06
石英安山岩の岩壁に彫られた魔崖仏です
覆堂が建てられ、正面の磨崖石仏には紫紺の幕が掛けられています
往古、弘法大師が開基した大きな寺院があったと伝わります
口伝によると、いつの頃かこの寺院は七日七夜燃続け、石仏焼けてしまったそうです
幅1.7m、高さ1.3mの区画枠内に、中央二尊の如来像・両脇に観音像・周囲に菩薩天部を十数体が斜め向きに彫ってあるそうです
中央二尊は倚子に座し、衣文や椅子の形式など白鳳時代の香りを伝える貴重な崖崖仏です
★所在地;宇陀市室生向渕
★交通;近鉄室生口大野駅下車 徒歩45分
★駐車場;なし
★入場料;参拝自由
★問合せ;
近くに穴薬師石仏「地蔵三尊」も有ります