November 18, 2012, 4:00 pm
自然の偶然が作り出した石です 撮影日;2012.11.12
1mほどの楕円形の石に、亀甲のようなひび割れが有ります
県道37号桜井吉野線の鹿路ろくろトンネル手前に鹿路集落への入口が有ります
そこから250m行った「鹿華苑」への分岐に置かれています
山野草木「花の里山 鹿華苑」の案内板があるように、とてもきれいに四季の花が咲き誇る所です
紅葉で有名な
談山神社からも近く、ちょっと足を延ばしてみたくなる所です
★所在地;桜井市鹿路
★交通;JR/近鉄
桜井駅より 車で約8km
★駐車場;公民館横にスペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;
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November 19, 2012, 4:00 pm
境内西側に石室の一部が露出しています 撮影日;2012.11.12
径約15mの円墳「14D-90」です(墳丘は西半分だけ残っています)
東半分は破壊され、石灯篭と歌碑が立っています
元は南に開口する横穴式石室で、自然石で組まれています
奥壁と西側の側石の一部を残すだけです
石室の規模は玄室高2m・長さ約4.3m・羨道長5m以上と推測されています
築造年代は5世紀末〜6世紀です
★所在地;桜井市浅古(
浅古八坂神社)
★交通;JR/近鉄
桜井駅より バスで浅古下車 徒歩すぐ
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;
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November 20, 2012, 4:00 pm
売店が並ぶ参道脇に木製の保護柵に囲まれて立っています 撮影日;2012.11.12
竿に、元徳三年(1331)の刻銘をもつ雄大かつ装飾性豊な造りで、後醍醐天皇の御寄進と伝えられている名品です
国の重要文化財に指定されています
高さ255cm
六角形の燈籠で、請花・宝珠は後補
中台側面二区に格狭間を刻む
竿は、中節の四方に蓮華文を刻出、上部に元徳三年の銘がある
竿の刻銘:「元徳三年(1331)辛未 二月日願主敬白」「大工利弘」
火袋は一面が火口、一面が円窓、残る四面は蓮華座月輪上に四天王の種子を刻む
基礎上端は複弁の反花で、竿の受座は蓮実式、側面は二区に分け夫々に格狭間を作る
笠の一端を惜しくも欠損するが保存状態も良好で、この時代の優れた石灯籠の見本のような作品として高く評価されるものです
★所在地;桜井市大字多武峰319 (
談山神社前)
★交通;JR/近鉄
桜井駅より バスで「談山神社」下車
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;
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November 24, 2012, 10:08 am
前方後方墳としては県内で5番目の大きさです 撮影日;2012.11.12
全長110m以上の前方後方墳「11B-143」です
後方部の一辺約60m・高さ9m、前方部高さ3m
くびれ部から前方部にかけて大きく破壊されています
墳丘上は柿畑になっています
1987年に前方部の一部が発掘調査され、墳丘の盛土が確認されました
北面と東面の水田の地割から、周濠の痕跡の可能性があります
かつて刀剣出土とされますが、所在不明だそうです
築造年代は4世紀中頃?
★所在地;天理市成願寺町富咲
★交通;JR
長柄駅下車 徒歩15分
★駐車場;なし
★入場料;墳丘上に小道があり後方部に登れます
★問合せ;
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November 24, 2012, 4:00 pm
この辺りの古墳は果樹園になっているのが多いです 撮影日;2012.11.12
前方部を西南に向ける全長45mの前方後円墳「11B-159」です
後円部径25m・高さ5.4m、前方部幅20m・高さ約5.4m
発掘調査はされていないようです
後円部北側に接するように、径20mほどの観音寺西古墳「11B-158」があります
★所在地;天理市中山町(字ユヤノ谷)
★交通;JR
柳本駅下車 徒歩15分
★駐車場;なし
★入場料;外観のみ見学可
★問合せ;
中山大塚古墳から南へ下ってくると有ります
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December 1, 2012, 8:59 pm
文字通り七段になって落ちる段瀑です 撮影日;2012.11.25
落差50m(上四段・下三段)
大又川にそそぐ支流に連なる苔が美しい小さな滝の連瀑です
実際は七滝七壺ですが、諺になぞらえて七滝八壺と名づけられた変化に富んだ滝です
「平成の名水百選」にも選定されています
★所在地;吉野郡東吉野村大又
★交通;近鉄
榛原駅より バスで「東吉野村役場」下車 コミュニティーバス乗換え「八幡温泉」下車 徒歩3km
★駐車場;スペース有り(2〜3台)
★入場料;見学自由
★問合せ;0746-42-0441(
東吉野村観光協会)
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December 2, 2012, 4:00 pm
大又川の最上流部にかかる幅広の直瀑です 撮影日;2012.11.25
落差10mほど
水量も多く、勢いのよい流れです
七滝八壺から東へ1.1kmの所に有ります
吊り橋から、周りの木々の合間に眺められます
近くの岩場まで行けますが、足元に注意・・・
★所在地;吉野郡東吉野村大又
★交通;近鉄
榛原駅より バスで「東吉野村役場」下車 コミュニティーバス乗換え「八幡温泉」下車 徒歩4km
★駐車場;なし(スペース1台程度)
★入場料;見学自由
★問合せ;
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December 3, 2012, 4:00 pm
ビジターセンターの建物は100年ほど前に建てられた小学校の校舎です 撮影日;2012.11.25
郷土料理を味わえる食堂「いちえ」のほか、展示室では東吉野村の観光情報や、産業・歴史・文化・地理などを紹介しています
ふるさと会館は80名を収容できる宿泊施設
館内には研修室、宿泊室、談話室の他、ゆったりとした大浴場を完備
四郷川の河岸にはテントサイトが有り、渓流を眺めながらバーベキューや魚釣りも行えます
水車小屋や吊り橋も有ります
対岸にはレストハウスや天然温泉「やはた温泉」が有ります
★所在地;吉野郡東吉野村大豆生739
★交通;近鉄
榛原駅より バスで「東吉野村役場」下車 コミュニティーバス乗換え「やはた温泉」下車 すぐ
★駐車場;有ります(無料)
★休館日;火曜日、12月29日〜元旦
★開館時間;
★問合せ;0746-43-0413
参照;
東吉野村のふるさと村ホームページ
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December 4, 2012, 4:00 pm
八幡神社が建てられた時に植えられたそうです 撮影日;2012.11.25
明治23年(1890)に植栽されたようです
幹は太くありませんが、樹高20m以上と思われ、対岸からもよく見えます
平成9年に県の保護樹に指定されています
訪れた時は、ちょうどきれいに色づいていました
★所在地;吉野郡東吉野村大豆生
★交通;近鉄
榛原駅より バスで「東吉野村役場」下車 コミュニティーバス乗換え「やはた温泉」 徒歩1分
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;
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December 5, 2012, 4:00 pm
大又川へと注ぐ支流にある滝です 撮影日;2012.11.25
玉井山(1095m)を源流に持つ落差30mの分岐瀑です
苔むした岩肌を流れ落ちる姿が優雅でとても美しいです
付近には、杉などの巨樹が林立しています
上っていく途中に、小さな段瀑がいくつも有ります
支流を左手に見ながら登っていけば、道に迷うことは有りませんが、途中ロープ伝いに上る難所が数ヶ所有ります
すぐ真横まで行けるので、見ごたえ充分です
★所在地;吉野郡東吉野村大又
★交通;近鉄
榛原駅より バスで「大又」下車 徒歩45分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;0746-42-0441(東吉野村観光協会)
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December 10, 2012, 4:00 pm
斜面に築かれている古墳です 撮影日;2012.12.09
遺跡地図の「7D-06」です
横穴式石室が露出していて、奥壁と右壁が残っています
熊笹で覆われていてよく見えませんが、天井石と思われる石も転がっています
いちばん大きな天井石は、付近の民家に保存されているそうです
墳丘は大きく削られているようで、左壁や羨道部は無くなっています
古墳の南側は、民家が建ち小路が通っています
規模不明ですが、30m程ある円墳だったと思われます
遺物は土師器や須恵器が出土しているようです
★所在地;生駒郡平群町椿井字峯堂
★交通;近鉄
平群駅又は竜田川駅下車 徒歩20分
★駐車場;有りません
★入場料;石垣をよじ登れば、石室も見れます
★問合せ;
北へ200m行くと
平等寺春日神社が有り、南へ200m行くと
平群氏春日神社が有ります
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December 11, 2012, 4:00 pm
平等寺春日神社の本殿背後に有る古墳です 撮影日;2012.12.09
横穴式石室の石材が露出しています
径12mの円墳「7D-99」とされています
石室は大きく崩れていて、内部は土砂でほぼ埋まっています
資料が無く詳細不明ですが、
宮裏山古墳と同規模の古墳だったでしょうか?
★所在地;生駒郡平群町平等寺(春日神社境内地)
★交通;近鉄
平群駅下車 徒歩15分
★駐車場;有りますが普段は利用できません
★入場料;見学可 (本殿右手から登るとすぐに見えます)
★問合せ;
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December 12, 2012, 4:00 pm
弘法大師ゆかりの井戸です 撮影日;2012.12.09
眼の病気に効く井戸水だそうです
弘法大師がこの地に来られた時に眼を患う人に会い、気の毒に思われ「ここを掘り湧き出す水で眼を洗いなさい」と教えられたので素直に教えられた所を掘ると水がどんどん湧き出し田と伝えられます
眼を患う人が近村からこの水をいただきにきたという
掘りぬき井戸で、石の井筒が設けられており、現在は安全のため穴の部分は金網で覆われている
井戸の横には薬井と刻んだ石があり、近年まで飲料水として利用できるきれいな水が湧き出ていたそうです
★所在地;北葛城郡河合町薬井
★交通;近鉄
大輪田駅下車 徒歩15分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-57-0200(河合町役場 地域活性課)
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December 13, 2012, 4:00 pm
小型の前方後円墳です 撮影日;2012.12.09
前方部の最大幅は12mを測り、墳丘全長は30mです
後円部上に
櫛玉比女命神社の社殿が築かれています
前方部には明確に周濠が残り外堤が設けて有ります
大福寺が所蔵する応長2年(1312)の「箸尾満嶋弁財天瑞夢記付記」の縁起現記(文安元年写)に、神社鎮座の古墳は聖徳太子築造で、弘安7年(1284)に当地氏人僧侶らが
天河弁才天を勧請し、墳上に社殿を造立したと記しています
★所在地;北葛城郡広陵町的場字長泉寺畑、南字井床下
★交通;近鉄
箸尾駅下車 徒歩10分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学可
★問合せ;
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December 14, 2012, 4:00 pm
太安万侶の墓との伝承が有ります 撮影日;2012.12.09
遺跡地図の「14A-10」です(線路脇の田圃の中に残されています)
現状は径6m・高さ1m程の円墳状の塚です
この塚は、昭和54年奈良市此瀬町で太安万侶墓が発見されるまで太安万侶の墓と伝えられていました(
太安萬侶の墓)
この田地は、
多神社の所有地です
塚は、地元では遺品などを納めた「参り墓(塚)」だと考えられるという
多神社では、納骨の儀式を太安万侶の命日(7月6日)に行った後、塚の周囲を石垣で囲んで記念碑を建てる計画だそうです
安万侶は712年、下級舎人の稗田阿礼が暗唱していた記録を基に古事記3巻をまとめ、元明天皇に提出しました
★所在地;磯城郡田原本町多
★交通;近鉄
笠縫駅下車 南へ徒歩10分
★駐車場;有りません
★入場料;見学可 (冬季は近くまで行けます)
★問合せ;
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December 17, 2012, 1:50 am
かろうじて墳丘が残っています 撮影日;2012.12.09
遺跡地図の「11C-51」です
太安万侶の墓とされていた松ノ下古墳の300m北西に有ります
多神社の南東500mほどの所で、被葬者は多氏一族と考えてよいと思います
現状はかなり変形していて、特に東側は削られて田圃になっています
墳丘に生えている木のおかげで墳丘が残された?
墳丘上には石灯籠も有ります
★所在地;磯城郡田原本町多
★交通;近鉄
笠縫駅下車 徒歩15分
★駐車場;多神社のPより徒歩5分
★入場料;見学自由
★問合せ;
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December 24, 2012, 4:00 pm
鎌倉時代中期の弘長3年(1263)の宝篋印塔です 撮影日;2012.12.16
花崗岩製で、高さ278cm
基礎の正面に「弘長参癸亥年 三月廿二二(四)日、勧進僧法心」の刻銘が有ります 塔身、輪郭を巻き、二重円光形を彫りくぼめ内に顕教四仏(薬師・釈迦・弥勒・阿弥陀)を刻みます
九輪の上部が欠損し、基礎の後側が崩れかけています
観音院の石段横に地蔵石仏が立っています
室町時代後期の作のようです
★所在地;高市郡高取町上子島
★交通;近鉄
壺坂山駅下車 徒歩35分
★駐車場;有ります(宗泉寺前)
★入場料;見学自由
★問合せ;
宗泉寺の裏手に有ります
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December 25, 2012, 4:00 pm
笹鉾山1号墳の西側に有る円墳です 撮影日;2012.12.16
坊主山古墳とも呼ばれます「11A-37」
現状は径10mの円墳です
比較的背の高い円墳で、元はもっと大きかったようです
出土品としては土師器の他、鉄剣が伝えらます
元旦になると、金鶏が鳴くと伝えられる金鶏伝説が有るそうです
少し南の住宅地の金網の中に笹鉾山5号墳「11A-70」があります
現状、径5mほどの円墳です
この古墳も、元はもっと大きかったのでしょう
出土品の報告も無いようで、詳細不明です
★所在地;磯城郡三宅町石見
★交通;近鉄
石見駅下車 徒歩6分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;
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January 12, 2013, 4:00 pm
尾根の先端、森の中に有ります 撮影日;2013.01.06
径15mの円墳で、高さ2mほど
墳丘はとてもはっきりと残っています
遺跡地図の「15A-157」です
横穴式石室が南東に開口しています
全長7.65m
玄室長4.1m・幅1.7m・高さ1.8m以上
羨道幅1.1mの両袖式の横穴式石室です
石材は比較的大きなものが使われています
天井部が一部開いていますが、他はほぼ完存しています
大きくは有りませんが、立派な石室です
羨道部入口はかなり狭い(幅50cm・高さ80cm程)ですが、入室できます
築造年代は6世紀後半〜7世紀初め
★所在地;桜井市岩坂式シ山
★交通;JR・近鉄
桜井駅より バスで黒崎下車 徒歩25分
★駐車場;スペース在り
★入場料;見学自由
★問合せ;
前回訪れた時は隣の尾根の先端付近にある
「15A-155」を式シ山古墳と勘違いしてましたが、今回思ったより簡単に発見出来ました
行き方;狛集落の分岐路を右へ、岩坂の十二神社を目指します
そこから二つ目の尾根がある森の中へ・・・
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January 13, 2013, 4:00 pm
朝倉台5号公園に外鎌城の石垣が保存されています 撮影日;2013.01.06
外鎌城「戸賀間城」は14世紀に南朝の忠臣・玉井西阿(せいあ)が築いた六城の一つです
暦応4年(1314)、北朝方との戦いで最後にたてこもった城と伝えられます
西阿は、戒重城を本拠とした桜井一帯に勢力を持つ地侍でした
忍坂山(通称外鎌山 292m)は「朝倉富士」とも称され、万葉集にはその山容の美しさを称える歌が遺されています
外鎌山山頂には「西阿の碑」が建てられているそうです
★所在地;桜井市朝倉台東6-3
★交通;近鉄
大和朝倉駅より バスで朝倉台東下車 徒歩2分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;
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