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Channel: 奈良の名所・古跡
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東の滝

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東の滝
 2つの流れが交差するとても美しい滝です

 落差は5m程
 高見川・四郷川・日裏川の3川合流地点において日裏川にかかる滝です
 「ヒンガシノタキ」と読み、「秋津野の滝」「丹生の滝」とも言われます

蟻通橋 東の滝前の太鼓橋
 蟻通橋↑↑この吊り橋を渡って行きます 

 東の滝とは、吉野離宮の東にあるということから名付けられたようです
 万葉集(第2-184)に次の歌があります
 東の滝の御門に侍へど 昨日も今日も召すこともなし 日並皇子宮(草壁皇子)の舎人

★所在地;吉野郡東吉野村小(東吉野キャンプ場
★交通;近鉄榛原駅より バスで「蟻通」下車 徒歩すぐ
★駐車場;丹生川上神社のPより 徒歩3分
★見学;自由
★問合せ;07464-2-0441(東吉野村観光協会)


仙龍寺跡と梵字岩

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梵字岩
 滝で修行した修験者達が開いたと伝えられる寺跡です 撮影日;2014.05.19

 『蜻蛉の滝』への入口鳥居横です
 梵字岩前には、小さな五輪塔群と阿弥陀如来(誰かが置いた鎌倉の大仏のミニチュア石仏のよう)が有ります

仙龍寺跡 仙龍寺跡と梵字岩

 梵字岩には、大日如来をあらわす「ア」という梵字が刻まれています
 文政年間(1818〜29)の山崩れで音無川対岸に移されたそうです
 その山際の岩(高さ3.2m・横幅5.2m)に梵字が刻まれています

★所在地;吉野郡川上村西河(あきつの小野スポーツ公園)
★交通;近鉄大和上市駅より バスで「西河」下車 徒歩5分
★駐車場;有ります(無料)
★見学;自由
★問合せ;

蜻蛉の滝

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蜻蛉の滝
 古くは万葉集にも記述された由緒ある滝です 撮影日;2014.05.19

 音無川にかかる落差50m級の段瀑です
 上段は高さ3mほどの小滝ですが大きな滝壺が有ります
 二段目と三段目は25m程の直漠
 黒い岩壁と吸い込まれていくように落ちていく流身がとても美しい

上段の滝 蜻蛉の滝の二段目

 最下段は2mほどの小滝で、淵を作って左へゆっくり流れていきます

二段目と三段目 司直に落ちる蜻蛉の滝

 第21代雄略天皇がこの地を狩に訪れた時
 天皇の臂(ひじ)に虻(あぶ)が食いついたのをどこからともなくきた蜻蛉(とんぼ)が噛み殺したという伝説から名がついた滝
 このため、この地を蜻蛉野(あきつの)と呼び、現在あきつの小野と呼ばれています
 その後も天武天皇、持統天皇も行幸し、宮人たちも多くこの地を訪れたことが万葉集に記されているほか、松尾芭蕉をはじめ、多くの文人墨客もこの滝を見に訪れています

宝井其角の句碑 芭蕉門下の俳人・宝井其角の句碑が滝にかかる橋のたもとにあります
 「三尺の 身をにしかうの しぐれかな  (其角) 」

 天気がよければ滝に虹がかかることから、この周辺は「虹光(にじっこう)」ともいわれます
 やまとの水(平成3年12月選定)にも選ばれています

 滝周辺は公園として整備され、4月中旬にはしだれ桜がきれいです
 滝までは遊歩道で5分ほど
 上からも、休憩所のらせん階段をくだって下からも滝を見ることができます
 気軽に立ち寄れる滝です

 こちらもご覧ください⇒蜻蛉の滝スライドショー 

★所在地;吉野郡川上村西河
★交通;近鉄大和上市駅より バスで「湯盛温泉杉の湯」行「西河」下車 徒歩20分
★駐車場;有ります (あきつの小野スポーツ公園)
★見学;自由
★問合せ;

ヌスット谷大滝

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ヌスット谷大滝
 落差40m級の美瀑です 撮影日;2014.05.19

 普段は水量が少ないので、訪問時はご覧の通りです
 大雨の後は見ごたえの有る滝に変貌します 

ヌスット谷大滝流れ 滝前からの眺望

★所在地;吉野郡川上村大滝
★交通;近鉄大和上市駅より バスで「大滝」下車 徒歩15分
★駐車場;スパース1台程度
★見学;自由
★問合せ;

佛願寺の阿弥陀石仏

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佛願寺阿弥陀石仏
 山門脇のお堂の石仏さん 撮影日;2014.05.25

 総高約175cm、蓮華座に立っています
 やや細い舟形光背を背負っています
 像高は125cm
 像容や連弁の様式から鎌倉後期の造立だとだと考えられています

阿弥陀仏のお顔 佛願寺の阿弥陀堂

 全体的に、摩耗風化も少ないですが
 あどけない顔の鼻先が欠けています
 両手指も欠損しています 

★所在地;奈良市宝来4-3-27(佛願寺
★交通;近鉄尼ヶ辻駅下車 徒歩15分
★駐車場;数台可
★見学;自由
★問合せ;

清滝

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清滝
 清滝は祈りの滝(行場)です 撮影日;2014.05.25

 落差20mの段瀑です
 下段(行場)は4mほど
 滝前には子安地蔵が祀られています(約800年続く霊場)

 生駒山麓公園への登山道から、滝の落ち口が見ることができます

清滝下段 清滝上段

 瀧の上に建長5年(1253)5月銘の不動三尊磨崖佛が有るそうです
 瀧の本主とされ、前に堂が建てられていて見ることはできません 

★所在地;生駒市元町2丁目16-15(南陽院境内)
★交通;近鉄生駒駅下車 徒歩20分
★駐車場;有ります(無料) 下車後徒歩2分
★見学;自由
★問合せ;

生駒山麓公園

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生駒山麓公園
 生駒山の斜面に広大な敷地を持つ公園です 撮影日;2014.05.25

 1965年に閉鎖された生駒テック跡地に1991年(平成3年) 開園しました
 2007年4月末に競争入札で委託管理事業者を募集
 施設所有者は生駒市・施設の維持管理と事業の実施などを民間業者に委託されました

 緑豊かな自然の中にふれあいセンターをはじめ、野外活動センター、フィールドアスレチックなど
 スポーツ、野外レクリエーションにふさわしいいろいろな施設があります

生駒山麓公園汽車 生駒山麓公園広場

 近鉄生駒鋼索線で2000年まで使われていたコ1形が保存されています

<主な施設> ご利用は生駒山麓公園のホームページを参照してください 
 生駒山麓公園ふれあいセンター(宿泊研修施設)・浴場
 多目的広場(グラウンド)・大型木製遊具
 フィールドアスレチック(約800mのコース・小時間1時間ほど)
 テニスコートなど 

生駒山麓公園眺望 生駒山麓公園展望所

★所在地;生駒市俵口町2088
★交通;近鉄生駒駅と東生駒駅より 直通バス有り
  阪奈道路生駒登山口から信貴生駒スカイラインで、(無料区間)2kmほど
★駐車場;有ります(市内在住者は無料)、市外の方:510円
★入園料;無料
★休園日;10月〜5月の火曜日(祝日の場合は開園)、12月27日〜1月5日
★開園時間;6:30〜22:00
★問合せ;0743-73-8880 (生駒山麓公園ふれあいセンター)
 

忍岡古墳」

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忍陵古墳石室
 竪穴式石室が見学できる古墳です 撮影日;2014.05.25

 昭和9年の室戸台風により社殿が倒壊、修復作業中に竪穴式石室が発見されました
 「忍岡(しのぶがおか)古墳」と名附けられました

 全長87m・高さ6m、後円部径45mの前方後円墳です
 後円部頂に「忍陵神社」の社殿が有ります
 副葬品として、紡錘車・鍬形石・石釧・甲冑の部材・刀子・鉄斧・円筒埴輪片などが見つかっています(京都大学堂号博物館に所蔵)
 築造は4世紀中頃です

忍陵古墳 忍陵古墳覆屋 

 石室は拝殿横にある、平成14年再建の覆屋内に保存されています
 中には入れませんが、格子越しに見学できます

 石室内部の規模は、長さ約6.3m・幅1mほど
 その中にコウヤマキを刳り抜いた木棺が安置されていたようです
 石室壁は板状の石を丁寧に積み上げ、天上は大きな板石を載せています
 (兵庫県猪名川産の石が使われています)

 昭和47年3月31日、忍岡古墳竪穴式石室が大阪府の文化財に指定されました

 忍岡古墳の丘陵は、永禄3年(1560)頃に三好長慶が飯盛山城の支城として利用しました
 岡山城と呼ばれていたようです

★所在地;四條畷市岡山2丁目7-12 (忍陵神社)
★交通;JR忍ヶ丘駅下車 徒歩8分
★駐車場;有ります
★見学;自由
★問合せ;072-877-2121(四條畷市教育委員会)


石宝殿古墳

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石宝殿古墳
 巨大な横口式石槨が露出しています 撮影日;2014.05.25

 生駒山地から派生する丘陵の南斜面に築かれています
 封土は流失し規模は不明です
 方墳だったようですが、八角形墳の可能性が有ります

 北河内唯一の古墳時代終末期に属する古墳です
 須恵器の小片が出土していて、7世紀中頃の築造と考えられています

石宝殿古墳石槨 石宝殿古墳石槨内部

 主体部の横口式石槨は2石を組み合わせてあります
 上面を平坦に加工した底石(下石)の上に、直径3m・高さ1.5mの埋葬部分をくり抜いた蓋石を重ねています
 内部は幅0.9m・高さ0.8m・奥行き2.2mで、入口部分は幅0.5mとせまくなっています
 入口部分の左側には上下面に丸いくぼみがあり、この部分に軸をはめ込む扉状の施設があったと推定されます
 玄室部の前面には板状の2石が平行に建てられていて、羨道部を形成しています

 昭和48年に国の史跡に指定されています

 同じような構造の横口式石槨墳は、御坊山3号墳鬼の爼・雪隠しかなく、きわめて特異な形状のものです

石宝殿古墳横 石宝殿古墳石標

 石槨の前に「天岩戸大日如来」と刻まれた石標が有ります
 元禄4年(1691)明光寺の承誉上人が、石宝殿古墳は天岩戸であるとの伝承から建てたそうです
 (明光寺の山号は天照山です)

 石槨の背後には3個の石が一列に並んでいます
 昭和63年の発掘調査で、この列石の西側に続く石が埋っていることが確認されました
 この石と列石との設置角は135°で、この石を古墳の外側のラインにすると、古墳の平面形が八角形になる可能性があります

 金銅壺が安永3年(1774)に掘出され(この古墳の被埋葬者の骨壷か否かは不明)、明光寺の隣の極楽寺の境内に深く埋め戻したと伝えられます 

★所在地;寝屋川市打上1875-1(打上神社)
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩10分
★駐車場;神社前にスペース有り
★見学;自由
★問合せ;

明光寺の雷神石

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雷神石
 石棺材に文字が刻まれています 撮影日;2014.05.25

 「雷神石」の名前の由来は不明です
 高さ135cm ・幅75cm・厚さ42cmの凝灰岩です
 碑の前面には、上部に右から左へ「天照山」、 中央に「天下和順日月清明」
 右列に「檀主安全子孫繁」、左列に「伽藍常栄興仏法」
 右側面に「弘治三丁巳(1557)九月吉日 可信」と彫られています

 この碑は、江戸時代の『河内名所図会』の明光寺の項に「一ケの奇石あり」と紹介されています
 寝屋川市の文化財に指定されています

雷神石 形状や材質から石棺を再利用したもので、裏面に加工された形跡がないことから、家形石棺の身の部分と考えられています
 かつて、明光寺のある打上周辺は「八十塚」と言われ、多くの古墳がありました
 この石棺もこれらの古墳の中に納められていたものと考えられます 

★所在地;寝屋川市打上元町31-6 (明光寺の山門脇)
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩7分
★駐車場;なし
★見学; 扉越しに見学
★問合せ;

寝屋古墳

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寝屋古墳
 幅2.5mの間口の広い横穴式石室が開口しています 撮影日;2014.05.25

 打上川右岸の南東に傾斜する斜面に立地し、「大谷古墳」とも呼ばれます
 径約22m(周濠を含めると30mほど)、高さ約5mの円墳です
 以前は、財団法人大阪結核療養所敷地内の雑木林でしたが、現在は公園として整備され、古墳も修復されています

寝屋古墳石室 寝屋古墳墳丘

 南側に横穴式石室が開口しています
 復元長は10m前後と推定されます
 現状では長さ5.5m・高さ1.2mで、奥壁幅は2.5m有ります
 幅の広い石室を造るには、より高度の造成技術が必要で、考古学的価値の大きい古墳です

 横穴式石室は府内でも数少なく、北河内では最大規模です
 築造は6世紀末から7世紀初めと考えられています
 被葬者は広範な地域を治めた有力な豪族と推測されています  

★所在地;寝屋川市寝屋川公園2370
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩10分
★駐車場;有ります
★見学;自由 (石室内は自己責任で)
★問合せ;

太秦高塚古墳「トノ山古墳」

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太秦高塚古墳
 太秦古墳群では墳丘が完全に残る唯一の古墳です 撮影日;2014.05.25

 径37m・高さ6m(深さ2mの周濠が有り、もっと高く見えます)の二段築製の円墳です
 北西部に造り出しが有ります

 墳丘のテラスの部分には円筒埴輪列、造り出し部でも円筒埴輪列が確認されています
 他に人物・家・盾・鶏・水鳥などの形象埴輪も出土しました
 埋葬施設からは、短甲・鏃・斧・馬具などの副葬品が出土しています

 出土物の性格から、この地域で活躍した渡来系の騎馬術を先駆けて取り入れた武人の墓と推定されています
 築造は5世紀後半と考えられます

太秦高塚古墳造り出し 太秦高塚古墳墳頂

 墳頂部には竪穴式の埋葬施設が在りました
 (コンクリートで場所が分かるようにして有ります)

 この古墳には二つの伝承が有ります
 一つは「スクネの墓」と云われ「野見宿禰の墓」と伝承されています
 もう一つは神武天皇の東征軍将軍の一人の墓であるとも伝えられます

 太秦高塚古墳は平成9年11月3日に寝屋川市の史跡に指定されています
 平成14年4月1日に「太秦高塚古墳公園」として整備保存され、開園しています 

★所在地;寝屋川市太秦高塚町358付近
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩15分
★駐車場;スペース有り
★見学;自由
★問合せ;072-838-0188 (寝屋川市教育委員会)

太秦古墳群

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太秦古墳群
 古墳時代中期から後期にかけての群集墳と考えられています 撮影日;2014.05.25

 復元された古墳は、調査地西側で見つかった「18号墳」(一辺約9mの方墳)です 

 太秦(うずまさ)古墳群は、寝屋川市東部の丘陵上に所在する古墳群です
 付近には小金塚・向ヒ塚・廻し塚・モロ塚・上ノ山・墓ノ山・松谷山・段谷山など古墳の存在を窺わせる「塚」や「山」のつく小字名が知られます
 かつては、かなりの広がりのある古墳群が存在したようです

太秦古墳群説明版 第二京阪道路建設による事前調査で尾根上に古墳の周溝と考えられる遺構が多数確認されました
 古墳時代中期から後期にかけての墳丘を削平された小規模な古墳25基が発掘されています
 尾根上で検出されており、太秦古墳群の尾支群と呼ばれます

 一辺又は径4〜14mの小規模な墳丘の古墳群です
 主体部が明らかにされたのは1基「3号墳」のみで、木棺直葬でした
 2基「8・17号墳」で円筒埴輪、朝顔形埴輪が出土

★所在地;寝屋川市太秦高塚町
★交通;JR東寝屋川駅下車 徒歩10分
★駐車場;寝屋川公園のP 徒歩5分
★見学;自由
★問合せ;

淡井滝

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淡井滝
 四郷川支流・日裏川にかかる滝です 撮影日;2014.06.08

 落差は5mほどです
 小さな直瀑ですが、水量は豊富で迫力あります

淡井滝下流 淡井滝林道から
 少し下流の流れ↑↑と、林道の左手から見える淡井滝↑↑

 丹生神社「丹生川上神社摂社」のすぐ南東吉野キャンプ場入口から林道を日裏川沿いにさかのぼって行くと見えてきます 

淡井滝祠 淡井滝上流の滝
 日裏川をさらにさかのぼって行くと、大きな岩の下に祀られる祠が有りました
 その少し先には、山肌から落ちる小さな滝も見れます

★所在地;吉野郡東吉野村日裏
★交通;丹生川上神社より 徒歩60分(約4km) 
★駐車場;路駐
★見学;自由
★問合せ;


 広い滝壺は見応えありですが、少々流木が多いです
淡井滝

伊豆尾谷山滝

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谷山滝
 高見川の支流にかかる滝です 撮影日;2014.06.08

 落差10mほど
 上段に直瀑、岩に当たった後の下段は扇状に広がりカメラ写りのよい滝です
 林道沿いからも綺麗な滝姿を見る事が出来ます

谷山滝落ち口 谷山滝壺
 
 滝下へは、すぐ上流の橋を渡って細い丸木橋を渡って対岸へ行くと降りられますが、丸木橋を渡るのはちょっと勇気が要ります 

谷山滝林道から 谷山滝谷
 
★所在地;吉野郡東吉野村伊豆尾
★交通;地図参照
 丹生川上神社から北東へ約4kmほど
 赤いゲート(背の高い車は通れません)をくぐって200mほど行くと
 広い駐車スペースが有ります
 そのすぐ手前です
★駐車場;有ります
★見学;自由
★問合せ;


南松の滝・熊ヶ滝

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南松の滝
 宇陀川支流宇野川上流にかかる滝です 撮影日;2014.06.08
 
 3段の滝であり最下段が南松の滝、その上段が熊ヶ滝と呼ばれています
 両滝とも落差4m程の斜瀑

熊ヶ滝

 どちらも広く澄んだ滝壺が有ります
 東海自然歩道に隣接しており、「幻の滝」と呼ばれているそうです

南松の滝壺 南松の滝落ち口 

 とても湿度の高いところで、周りの岩は苔で覆われていて、とても美しい景観を作り出しています
 流木が邪魔ですが・・・写真以上にきれいな所です
 
熊ヶ滝流れ 熊ヶ滝壺 

★所在地;宇陀市室生下田口
★交通;室生龍穴神社より南へ約1.1km行き、東へ宇野川沿いを2.5km
 100mほど手前で東海自然歩道が左へ急カーブしているので、そのまま川沿いを進むと有ります
 途中の道はかなり凸凹です(車高の高い車でないと近くまで行けません)
★駐車場;なし
★見学;自由
★問合せ;


 下流にもいくつか小さな滝が有ります
南松の滝下流滝
 この滝も小さいながら、周りの苔とマッチした綺麗な滝です

二上山ふるさと公園

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二上山ふるさと公園
 二上山のふもとに広がる自然公園です 撮影日;2014.06.14

 展望台へは456段の石段を登ります、奈良盆地が一望できます
 長い石段脇には、紫陽花が植えられています

 広い芝生広場も有り、ログハウス調のおもちゃ館が建っています

456段の階段 展望所からの眺望

 夏には水遊び場に変身する水辺のテラス、木製コンビネーション遊具など子どもたちが大喜びする自然遊びがたくさんあります

 公園館では「二上山の自然展」が常設展示されています 

二上山ふるさと公園ゲート 太鼓橋
★所在地;葛城市新在家492-1
★交通;近鉄二上神社口駅下車 徒歩10分
★駐車場;有ります(道の駅「ふたかみパーク當麻」
★入場料;無料
★休館日;毎週火・水
★開館時間;9:00〜17:00
★問合せ;0745-48-7800


二上山ふるさと公園館 二上山ふるさと公園図

裏向不動明王

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裏向不動堂
 二上山の東麓の登山道に祀られています 撮影日;2014.06.14

 祐泉寺の少し手前、三体の石仏が並ぶ横に小さな堂が有ります
 堂内に長方形の凝灰岩が置かれています
 (古墳の石棺材のようにも見えます)
 近くに鳥谷口古墳が有ります

裏向不動明王 二上山登山道の三体石仏

 云われ;昔、役の行者が32歳の時、二上山に入り、現在の祐泉寺のある二本杉の地に一つの草庵を結び、不動の滝で難行苦行の未、ついに大日如来を感得して密印真言を授けられ、神力自在の身となられた
 そこで自ら不動明王の御像を石に刻み、滝の側に安置して滝の不動と称した
 ところがこの不動尊の御霊気が余りにも烈しく人がその前を通ることが出来ないで倒れ、あるいは転げ落ちるので、御像を地に埋めて裏向きにしたところから、いつの間にか裏向不動明王と呼ばれるようになった 

★所在地;葛城市染野
★交通;近鉄当麻寺駅下車 徒歩35分
 當麻山口神社より約400m
★駐車場;近くに有ります
★見学; 自由
★問合せ;

薬水の井戸

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薬水弘法大師井戸
 弘法大師の井戸です 撮影日;2014.06.14

 赤レンガの薬水拱橋を抜けて100mほどの所
 民家の間に小さな大師堂が建っています
 その裏、斜面下に残る井戸跡です

薬水の井戸 薬水大師堂

 弘法大師が、宇陀の室生寺と高野山間を往復していた頃、この村で大勢疫病にかかっり困っていました
 大師はこの井戸を教え、村の病人たちがその水をのむと、病気がたちまち直ってしまいました
 うわさはすぐに広まり、たくさんの病人がその水を飲んで助かったそうです

 大正7年(1918)にまとめられた『大淀村風俗誌』には、この井戸が一日数千人のお参りでにぎわったとの話も伝えています 

★所在地;吉野郡大淀町薬水
★交通;近鉄薬水駅下車 徒歩8分
★駐車場;なし
★見学;自由
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)

矢走城跡

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矢走城跡丘陵
 矢走集落の東側・愛宕山に築かれた城です 撮影日;2014.06.14

 城の築造時期など正確なことはわかっていませんが、16世紀代とみられる中国製青花碗などが採集されて、良好な状態で曲輪の痕跡が残っています
 愛宕山(標高約275m)山頂には小さな地蔵堂が有ります

 頂上は平坦になっていて、東西50m、南北10m前後の広さがあります
 ここから山の北側をみると、人工的に削られた、高さ3〜4mの急な下り斜面となっています
 この斜面を降りると、周囲には一辺10数mの平坦面があったり、斜面に沿って縦方向の堀のような跡が残されていたり、人工的に地形が削られた痕跡をいくつか見ることができます
 この平坦面「曲輪」と呼ばれる区画に、堀のような跡が「堀切」とか「竪堀」と呼ばれる防御施設に相当します 

★所在地;吉野郡大淀町矢走
★交通;近鉄下市口駅より バスで矢走口下車 徒歩20分
 松林寺の北側に登り口が有るそうです
★駐車場;なし
★見学;自由
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)

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