大和三山を見渡せる眺めのよい場所に築かれていました 撮影日;2012.07.15
下高家と山田の境、米川の西岸の丘陵地で造成中に見つかった古墳群です
10〜20mほどの円墳13基で構成されていました
すべて消滅しています(現状は、畑地になっています)
オスゲ10号墳「14D-415」の石室は橿原考古学研究所付属博物館の庭に移築され、見学できます
自然石の石材で石棺状の玄室を作り、その前に羨道を取り付けた簡略化された横穴式石室です
全長4.1m、幅1.6m
遺物として鉄釘が見つかっているので、木管が納められていたようです
(羨道の東壁は後補です)
3号墳から、鉄製品(鉄鏃・鉄釘・刀子・針・ヤリガンナ・鑿・辻金具)
5号墳から、須恵器・鉄鏃・鉄釘・銀製耳環
7号墳から、土師器・須恵器・刀子・鉄釘・金銅製耳環・銀製耳環などが見つかっています
★所在地;桜井市高家・山田
★交通;近鉄桜井駅より バスで安倍小学校前下車 徒歩10分
★駐車場;なし
★問合せ;0744-24-1185(橿原考古学研究所付属博物館)