鈴鹿王の墓の伝承が有るようです 撮影日;2012.09.15
現状は、ものすごい藪です
「8B-26」
東西約17m・南北16m・高さ2mの方墳です
発掘調査は行われていません
葺石や埴輪なども確認されていません
『大和國古墳墓取調書』では「甲」区分とされており「字シツカ塚ト云フ 其形三段ニ築キ陵墓ノ形状ヲ具フ 村人ノ所傳二由レハ「シツカ」ハ「スズカ」ノ訛傳ニシテ 即チ高市皇子ノ御子鈴鹿王ノ墓ナリト(中略)天平十七年九月ニ薨セリトアリテ葬所ヲ記サスト雖モ 今本塚ノ結構ヨリ考フルモ決シテ普通ノ墳墓トハ難認 所傳ノ説信ニ近キカ如シ」と記載されています
近くに舎人親王の墓との伝承がある帯解黄金塚古墳が有り、発掘の機会が待たれます
鈴鹿王は天武天皇の第一王子である高市皇子の次男で長屋王の弟です
天平17年(745)薨御
舎人親王は叔父にあたります
★所在地;奈良市山町外山
★交通;JR・近鉄奈良駅より バスで「円照寺」下車 徒歩5分
★駐車場;有りません
★問合せ;