杉山小児科医院
大正時代の西洋風木造建築です 撮影日;2012.08.27 平成17年11月に診療棟と居住棟の2棟が国の登録有形文化財に指定されています 診療棟は木造平屋建で一部二階建 切妻造り・桟瓦葺の構造 外観は、軸部の濃褐色と白色のコントラストが鮮やかです 急傾斜の切妻屋根・筋違・繰形・ドーマー窓風飾り屋根・棟飾りなど、ヨーロッパのハーフチンバー様式の洋館となっています...
View Article大納言塚のクヌギの巨樹
豊臣秀長の墓所に有ります 撮影日;2012.08.27 樹齢およそ350年とされていますが、塚が建てられたのが安永6年(1777)なので そのころに植えられたと思われます 樹高はそれほど高くない(15mほどか?) 幹周りは4mほど 高見地蔵尊(石地蔵が集められた小堂)の背後に立っています クヌギ(櫟・椚・橡)はブナ科コナラ属の落葉高木です...
View Article大谷1・2号墳
大谷山自然公園内に2基の円墳が保存されています 1号墳は径33m・高さ6mの円墳です 公園の入口近く、森の中に有ります 2号墳は公園の中ほどに有ります サツキ?の植え込みが墳丘に廻らされていて、まるでUFOのよう 径13mほどの円墳です 土師器・埴輪が出土しているようです 5世紀頃の築造と考えられています 2号墳のすぐ北隣にも小円墳が有ったようです...
View Article西田家住宅
昭和前期の和風建築です 撮影日;2012.08.27 平成16年2月に国の登録有形文化財に指定されています 高石垣の上に建つ昭和初期の建築で、市内における代表的な近代和風建築です 主屋のほか離れ座敷・土蔵・祠社・拝所などの付属屋も登録されています 主屋中央棟は、木造2階建て・入母屋造桟瓦葺 東側側面の屋根は八棟造で、二階の階高が高く豪華さを演出しています...
View Article石峯古墳群
天理市民会館の前庭に移築された石室が二つ並んでいます 撮影日;2012.09.01 名阪国道天理東インターチェンジの南側(石上町字シヤミケ尾)に有りましたが、道路建設のため消滅しています 石上北A9号墳の少し南側です 径10mほどの円墳だったようです 石峯4号墳「8D-258」と3号墳「8D-354」のようですが? 鉄鏃・馬具・土師、須恵などが出土しています 築造は古墳時代後期...
View Article大職冠の楠の巨樹
郡山城の西の台地に聳え立っています 撮影日;2012.08.27 表示板には、樹齢500年・樹高25m・幹周り5.7mとなっています (昭和63年の調査では、樹高約18m、幹周り5.15m) 県道9号に面し、歩道を3分の2ほど占領しています ★所在地;大和郡山市南郡山町 ★交通;近鉄大和郡山駅下車 徒歩15分 ★駐車場;なし ★入場料;見学自由 ★問合せ;...
View Article近鉄郡山駅前交番
城下町・大和郡山市の玄関口にふさわしい?建物です 撮影日;2012.08.27 昭和57年4月にオープン モデルは姫路城でしょうか? 一階は土蔵風な造りに見えます 管轄区...
View Articleエガミ田3号墳
黒石公園に墳丘が保存されています 撮影日;2012.09.01 エガミ田3号墳は、径26m・高さ4.25mの円墳です 以前は全長55mの前方後方墳(前方部幅25m・前方部高2.5m、後方部長25m・後方部高3.5m)とされていました 墳頂部に盗掘孔と思われる陥没部が見られます 公園内には6基保存されています 1号墳「13B-15」は径17.5m・高さ4mの円墳...
View Article黒石13号墳
みささぎ台公園内に移築保存されています 撮影日;2012.09.01 モエサシ3号墳の前方部東側に横穴式石室が移築されています 元は南東250mほどの所に有りました 南北約19m・東西約16mの円形墳でした 遺物は土師・須恵器、勾玉、鉄鏃など 古墳時代後期の築造です ★所在地;北葛城郡広陵町みささぎ台17 ★交通;近鉄築山駅下車 徒歩7分 ★駐車場;なし ★入場料;見学自由 ★問合せ;
View Articleモエサシ3号墳
公園の大半を占める前方後円墳です 撮影日;2012.09.01 3号墳「10B-16」は、全長74mの前方後円墳です 後円部径38m・前方部幅23m・同高さ1.5m 後円部墳丘頂部に盗掘孔と思われる陥没穴があります 墳丘斜面には埴輪片が散在してたようです(円筒埴輪が埋まったままのようです) 1号墳「10B-17」は径35m・高さ3.5mの円墳です 墳丘の東側が破壊されています...
View Article北今市古墳群
馬見丘陵公園に1号墳と2号墳の石棺が保存されています 撮影日;2012.09.01 葛下川西岸の南から北へのびる低い丘陵上に3基(北今市1〜3号墳)の古墳が築かれていました 古墳時代後期の古墳群です 中和幹線(桜井市から香芝市田尻に至る)の建設に伴い、平成17年に発掘調査されました 参照;北今市古墳群 現地説明会資料資料(2005年9月4日)...
View Article佐味田石塚古墳群
ナガレ山古墳の少し北に移築保存されています 撮影日;2012.09.01 公園の西側を走る県道工事に伴い確認された三基の小石室です いずれの古墳も墳丘は削平されていました 元の場所は、北西100mの馬見丘陵公園の入口辺りです 1号墳「10D-167」(保存)は小振りの石材を積んだ竪穴式小石室です 床面に平瓦を敷き詰めていました 築造は7世紀中頃と考えられています...
View Article二階堂の落羽松
天理市立二階堂小学校の校庭北隅に立っています 撮影日;2012.07.08 昭和47年に県自然環境保全条例保護樹木に指定されています 明治20年5月21日二階堂高等尋常小学校(現在の二階堂小学校)が開設 明治24年に落羽松が植樹されています 当時は約2mの苗木であったそうです 樹齢は、約120年 現在、高さはおよそ28mです 根元は、クスノキと癒着しています...
View Article円照寺墓山古墳群
円照寺宮墓の裏山に数基の円墳があります 撮影日;2012.09 ◎円照寺墓山3号墳「8B-39」 宮墓を右側に回り込んで登ると大きな石材が2個見えています 墳頂に宝篋印塔が建てられています 径14m・高さ2m程の円墳です 両袖式の横穴式石室です 羨道部は、埋没あるいは破壊されているようです 石材の手前に30cmほどの穴が開いているので、玄室が覗けます...
View Articleシズカ塚古墳
鈴鹿王の墓の伝承が有るようです 撮影日;2012.09.15 現状は、ものすごい藪です 「8B-26」 東西約17m・南北16m・高さ2mの方墳です 発掘調査は行われていません 葺石や埴輪なども確認されていません 『大和國古墳墓取調書』では「甲」区分とされており「字シツカ塚ト云フ 其形三段ニ築キ陵墓ノ形状ヲ具フ 村人ノ所傳二由レハ「シツカ」ハ「スズカ」ノ訛傳ニシテ...
View Article土田のケヤキ
樹齢700年と云われます 撮影日;2012.09.15 吉野川北岸の堤防に自生し、近隣の住民に親しまれ温かく見守られてきました 高さは15m、幹周りは約8m、枝の張り出しは東西40m 樹齢は推定で700年とされ、奈良県内でも有数のケヤキの巨樹です 平成14年の台風で、ケヤキの西半分は倒れて枯れています それでも圧倒される幹の太さです...
View Article越部1号墳
越部川東方の丘陵に築かれた古墳です 撮影日;2012.09.15 平成9年に道路拡張工事にともなう発掘調査が行われています 近接する2基の古墳の様相が明らかとなりました (埋め戻されていますが、1号墳は石材が2個露出しています) ○越部1号墳「20A-23」 推定径約24m・高さ5.6mの円墳です 石室全長8.3m、玄室長3.6m・奥壁幅約1.9m、現存の高さ約1.5m...
View Article北浦定政墓所
北浦定政は、平城宮跡の研究保存と陵墓の整備に尽くした人です 撮影日;2012.05.27 古市町の念佛寺の墓地に有ります 北浦定政公の墓 平城宮保存の先駆者 北浦定政墓所...
View Article茅原毘沙門塚古墳
現状は田畑となっています 撮影日;2012.09.15 全長45mの前方後円墳で、埋没古墳です 後円部・径27m 前方部・幅25m 1996年に発掘調査が行われています 円筒埴輪、盾形埴輪、蓋形埴輪、家形埴輪、犬形埴輪などが採取されており墳丘には埴輪の配列がなされていました 幅5mの周濠があったことも確認されています 築造は古墳時代後期の6世紀頃と推定されています...
View Article六条野々宮古墳
初めて西ノ京丘陵で見つかった古墳です 撮影日;2012.09.23 西ノ京丘陵の東緩斜面途中にある住宅地の一画に有ります 古墳南側は宅地造成により大きく削られています 民家の裏山の雑木林として3分の2ほど残っています 遺跡地図の「5C-95」です 平成14・15年に発掘調査され、円筒埴輪の据付け穴2基と周溝の一部が発見されています...
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