鏡と銅鐸が一緒に埋められていた所です 撮影日;2012.11.03
大正7年5月5日、溜池造成工事中に発見されました
その溜池跡に石碑が建てられています
表土下70cmのところに鏡が水平に置かれ、鏡から南へ約30cmのところに銅鐸が横たえられていました
鏡と銅鐸が一緒に埋められていた例は全国でもこの遺跡だけだそうです
銅鐸は外縁付鈕式で、鐸身の一つには流水門が、他面には斜格子文の横帯で三段に区画されています
銅鏡は多鈕細文鏡と呼ばれるもので、鏡としては古い時期の渡来品です
全国でも6面程しか見つかっていないそうです
銅鐸は高さ約23cm、直径約12cm
銅鏡は約15.5cm
現在、国立東京博物館に所蔵されています(重要文化財です)
参照;国立東京博物館のページ
★所在地;御所市増・名柄(旧南葛城郡吐田郷小字田中60)
★交通;近鉄御所駅より バスで名柄下車 徒歩1分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-62-3001(御所市役所)