正式には高田垣内古墳群ヲトンダ支群です 撮影日;2013.02.10
室の谷支群の南側の尾根に沿って、東西方向に6基の古墳が並んでいます
西から順番に1〜6号墳
1・2・4号墳は円墳です
道沿いの4号墳は、楕円形墳で径14×11m・高3m
墳丘裾部に外護列石が確認されています
箱形木棺2基が直葬されていたようです
遺物;銅鏡、須恵、鉄鏃、針、玉類ほか
3号墳「15B-154」は前方後円墳で、墳丘上に祠が祀られています
全長35m
後円部径17m・同高4m、前方部幅12m・同高2m
道を挟んで東側に5号墳と6号墳が並んでいます
5号墳は、全長21mの前方後円墳です
後円部径12m・高さ4m、前方部幅8m・高さ4m
後円部に盗掘坑があり、石室の一部が残っています
横穴式石室だったようで、奥壁と右側壁でしょうか
天井石は無くなっています
5号墳のすぐ東側に6号墳が有ります
6号墳も全長20mの前方後円墳です
後円部径12m・高さ2m、前方部幅7m・高さ1m
盗掘坑と思われる窪みが有り、石材の一部が露出しています
石室は破壊されているようです
さらに東側の尾根づたいに、古墳かも?と思わせる所が続いています
★所在地;宇陀市榛原上井足
★交通;近鉄榛原駅より バスで上井足下車 徒歩5分
★駐車場;なし
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