墳丘全体が笹薮で覆われています 撮影日;2013.03.03
遺跡地図の「16D-17」です
径22mの円墳とされていますが、かなり墳形は崩れているようです
北東側に溜池があり、周濠の一部だったかもしれません
南側に両袖式の横穴式石室が開口しています
(左袖部がはっきりしないので片袖かも)
かなり大きな石材を用いて築かれています(特に天井石が大きいです)
玄室長約3m、幅1.5m〜2m、高さ2mほどです
羨道部は1mほどですが、非常に狭いです
玄室内に石棺の一部と思われる石材も転がっています
天井石に隙間が空いているようで、少しだけ石室に光が入り込んでます
遺物として須恵器が報告されているようです
築造は、古墳時代後期です
★所在地;御所市林字常土井
★交通;近鉄御所駅より バスで「鳥井戸」下車 徒歩10分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;
近く(150mほど東の森の中)に弁天古墳群が有ります
前回訪問(2011.11月)時は、あまりにすごい笹薮の為、石室の確認は断念しましたが、今回は以外とあっさりと開口部が見つかりました
東側に開口していると思っていましたが、南に生えている木の下に開口部が有ります