滝谷川にかかる落差5m程の滝です 撮影日;2013.03.11
岩に囲まれて流れ落ち、滝壺から小さな段爆を経てすべるように岩肌を流れていきます
役小角が山城の鷹巣山上で修行し、31歳の時桃香野の里に来ると、泉気が立ち昇る渓谷を見つけた
奥に入って行くと48の滝があり、その中の大滝に白竜が現れた
「われは、この滝の白龍権現である 日照りの時は雨を降らして百姓を守っている
御身が伊豆大島に流された時は、白鷺となって守護をしてあげたのだ」と云われた
ずっと後に、小角は白龍権現に参詣して、お礼を申されたという
天文・永禄の頃、興ヶ原遠江守が修行を行った所とされます
遠江守は、柳生但馬守宗矩の母の祖父に当たる人です
桃香野八幡神社を勧請しています
保元元年(1156)「保元の乱」で敗北した藤原頼長の終焉の地でもあるそうです
近くの駐車場のトイレ脇に「谷崎潤一郎」の歌碑が建てられています
★所在地;奈良市月ヶ瀬桃香野
★交通;近鉄奈良駅より バスで「太郎谷」下車 徒歩5分
★駐車場;龍王橋を渡った所に有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;