十三重石塔は叡尊の供養塔と伝わります 撮影日;2013.11.07
方丈池の東畔に建っています
鎌倉時代作で、初層軸部に文殊菩薩が彫られている事から、西大寺中興の祖・興正菩薩叡尊の供養塔とも伝えられます
他の面には阿弥陀如来坐像・地蔵菩薩坐像・僧形坐像も彫られています
現在は塔屋根石、不ぞろいな十二層で、高さ約3m
七層目から十層目辺りが歪んでおり、独特の形状を保っています
相輪は下に置かれています
池の南側に建つ宝篋印塔も鎌倉時代後期の作です
鐘堂の西側に有ります
相輪は、上部を欠失しています
塔身に舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りしています
鐘堂の傍らに、五輪板卒塔婆が有ります
凝灰岩製で、高さ197cm
五輪の各輪に、四門の梵字の内、菩提門の梵字を刻んでいます
これも鎌倉時代後期の作です
★所在地;天理市柳本町508
★交通;JR柳本駅下車 徒歩20分
★駐車場;有ります
★入山料;大人350円
★拝観時間;10:00〜17:00
★問合せ;