鎌倉時代後期の笠塔婆です 撮影日;2013.11.09
高さ115cm・幅40cmで、花崗岩製です
如来立像 (像高78cm)が半肉彫りされています
北面:薬師如来立像、西面:弥勒仏立像、東面:釈迦如来立像、南面:阿弥陀如来立像
もとは、背の高い塔身が有ったようですが、下の部分を欠失しています
両脇に在る宝篋印塔は藤原豊成公と中将姫の供養塔です
宝篋印塔西塔が藤原豊成公の供養塔(鎌倉時代後期の作で、高さ180cm)
宝篋印塔東塔が中将姫の供養塔(室町時代中期の作で、高さ170cm)
横に建つ毘沙門堂は、市指定の文化財です
江戸時代初期の寛永9年(1632)の建立だそうです
★所在地;奈良市鳴川町25(徳融寺の境内)
★交通;JR・近鉄奈良駅下車 徒歩15分
★入場料;見学自由
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