鎌倉時代後期のすぐれた地蔵石仏が安置されています 撮影日;2013.11.17
交差点の中に、島のように取り残された地蔵堂と弘法井戸が在ります
歓喜寺地蔵尊の名で呼ばれています
高さ190cmの舟形光背を背負う像高140cmの地蔵石仏
鎌倉期の特徴を良くあらわした蓮華座の上に立っています
西側の堂には弘法井戸が有り、三つ板碑が並んでいます
左手の五尊板碑は、中央に不動明王立像・上に薬師と釈迦の坐像・下に阿弥陀と地蔵の立像を半肉彫りし、最上部に金剛界大日如来の種子「バン」が刻まれています
天文16年(1547)の刻銘が有ります
中央には姿の良い阿弥陀立像とその上部にキリークを刻んだ頭部山形板碑が有ります
五尊板碑と同じ頃の造立のようです
西隅に隠れて、道標も有ります
★所在地;奈良市二条町2丁目
★交通;近鉄大和西大寺駅下車 徒歩10分
★駐車場;なし
★見学;交通量が多いので注意
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