石室の前後2ヶ所が開口しています 撮影日;2013.12.07
斜面を利用した典型的な古墳です
径10mほどの円墳「15C-124」です
石室はほぼ西に開口しています
横穴式石室は花崗岩の自然石を乱石積にしています
長さ3.3m・高さ2.13m・幅1.43m
羨道部は一部破壊されていますが、長さ3.9m
幅1mほどの細長い石室です
かろうじて片袖式です
天井石は元は4枚だったようですが、奥の1枚が抜き取られて開口しています
昭和19年の調査で鉄釘と須恵器の破片が見つかっています
★所在地;宇陀市大宇陀嬉河原
★交通;近鉄榛原駅より バスで内原下車 徒歩30分
★駐車場;近くに駐車スペースは有りません
★見学;自己責任で
★問合せ;
この橋が目印です ↑ 橋の前から10mほど登っていきます
丘陵の東側に新しいゲートが有ります(閉まってますが、脇から入れます)
同丘陵の東200mの所にもカセ原古墳が有ります
また、南西500m程の所の丘陵に横穴式石室が開口するツカノモト古墳「15C-125」が有るようです
探索してみましたが、遺跡地図の場所には墳丘も石材も見つけられませんでした
ツカノモト古墳の有る丘陵の北西道沿いに、巨石が積み上げられています