昔から古墳の石室と言われている穴です 撮影日;2013.12.14
椿尾下城の本郭南側に長さ3m程の盗掘坑のような穴が有ります
径5m程の円墳でしょうか
遺跡地図の「9A-15」です
穴の北側に奥壁部分と思われる石材が残っています
幅1.2m・高さ0.8m程の楕円形の石材と天井石一枚
両側に数個の石が積まれています
南に開口する横穴式石室でしょうか?かなり小型の石室です
穴の一段下に2個の石が有ります
周辺に2・3基有ったようで、すぐ東側にも盗掘坑のような窪みあり
椿尾下城は室町時代に椿尾氏が築いたと考えられています
尾根に上がって行くと、城址らしい雰囲気が残っています
★所在地;奈良市北椿尾町
★交通;JR・近鉄奈良駅より バスで「柳茶屋」下車 徒歩約2km
★駐車場;有りません
★見学;自己責任で
★問合せ;
古墳かどうかは不明ですが、以前から気になっていた場所です
見学した感じでは、7世紀頃の古墳かなと思えます
南側を通る村道からは、進入路もはっきりとしていません
墳丘もはっきりとせず、藪の中に在るのでとても見つけにくいです