昭和8年に見つかった飛鳥時代の古墳です 撮影日;2013.12.15
径10m程の円墳「17C-115」です
竹薮開墾の際に横穴式石室が見つかり、末永雅雄博士が調査されています
発見のときすでに石室は破壊されていました
側壁石の右壁四枚と左壁2枚が残っていたようです
石室の大きさは玄室幅約2.5m・長さ約4.3m、羨道は失なっていました
玄室内の中央部に長さ約2m・幅約1mの板石があり、四方には組合せ式箱形石棺の側石の一部が残っていたようです
石棺内には礫石が敷かれていました
木棺の釘と思われる木質の錆着いた鉄釘数本と土器が見つかっています
土器は須恵器で坩・蓋付高杯・高杯破片・台付長頸壺各l個及び壺形土器2個
供養碑が建っているとのことですが、有りませんでした
場所が違うのでしょうか??
★所在地;高市郡高取町丹生谷
★交通;近鉄葛駅下車 徒歩10分
★駐車場;有りません
★見学;見学自由 (墳丘らしき高まりのみです)
★問合せ;
急潤う北東下に春日神社が鎮座しています