小型の石室が一基開口しています 撮影日;2013.12.15
小さな山間の集落・崖面下に築かれています
3基の塚とされていますが、単独墳のようです
石室は花崗岩の石材を積上げたもので、長さ3.6m・幅約0.8m・高さ1.2m
入口部は高さ1m・幅66cm
無袖式の小型の横穴式石室です
4枚の天井石が用いられています
築造は7世紀中頃の終末期と思われます
墳丘は平にならされ、一部は畑として利用されています
開口石室のやや左後方に石材が露出しています
ここが奥山1号墳「坂尻塚」とされる古墳「17C-134」です
★所在地;高市郡高取町坂尻806
★交通;近鉄葛駅下車 徒歩1.5kmほど
★駐車場;近くにスペース有り
★見学;民家脇から見学できます(墳丘に上がる場合は声をかけた方が良いでしょう)
★問合せ;
ここから北東へ山道を行くと船倉弁天神社
南の山道を行くと大和清九郎の墓が有ります
参考;丹生谷の古墳について