転法輪寺「犬飼寺」の境内に二基の古墳が有ります 撮影日;2014.01.12
犬飼明神塚古墳は径16mの円墳です
山門を入ってすぐ右手に有ります
墳頂に「南無丹生大明神」天文21年(1552)と刻んだ石標が建てられています
遺物は土師器・瓦
明神塚古墳前には狩場明神社と丹生明神社が祀られています
大師塚古墳は庫裡の裏にある方形の古墳です
一辺12m (境内からは見えません?)
「南無大師遍照金剛天文二十一年(1552)二月二十一日」と刻む石標が建っているそうです
この年号が正しければ、現在確認されているなかで最も古い「御宝号」です
(お遍路さんの白衣の背中に書かれているのが「御宝号」です)
昭和16年に、塚より須恵器、土師器、馬具、直刀、鏡玉など副葬品が出土
このなかで須恵器の草袋形土器は類例の少ないものとして著名です
調査はされていますが、所蔵先は不明とか
★所在地;五條市犬飼町124(転法輪寺「犬飼寺」境内)
★交通;JR「大和二見」駅下車 徒歩5分
★駐車場;有ります
★入山料;タダです
★問合せ;