平尾山古墳群「第67支群2号墳」
山道を進んでいくと、突然大きな岩が眼に飛び込んできます 撮影日;2014.01.05 斜面に立地した横口式石槨墳です(N:34.34.25、W:135.38.46) 封土は流失していて、殆ど石室が露出しています 玄室部はかなり崩壊し側壁は右で2枚、左で1枚 天井石も1枚しか残っていません 奥に石槨が見えている...
View Article平尾山古墳群「安堂第6支群3号墳」
住宅地の高井田1号公園脇に移築保存されています 撮影日;2014.01.05 西南西230mほどの所に有りましたが、住宅地造成の為現在の場所に石室のみ移築されました 径23mほどの円墳で、斜面を削りだした平坦地に、版築という工法で築かれていました 石室は岩屋山式石室で、最も大きな石は15トンほど有ったそうです 玄室の床には凝灰岩の板石が16枚敷かれ、石棺が置かれていたようです...
View Article松岳山古墳
国分神社の裏山に在る古墳です 撮影日;2014.01.05 全長130mの古墳時代前期の前方後円墳です 前方部を南西に向け、後円部3段・前方部2段に築造されています 後円部の径72m・高さ16m、前方部の幅32m・高さ6.5m 後円部中央には竪穴式石室が築かれ、内部に長持形石棺に先行する形式の組合式石棺が納められていました 石室は墳丘上に安山岩の板石を積み上げて築かれています...
View Article芦屋道満の屋敷跡伝承地
善照寺の南「ヤップ山」と呼ばれている場所に在ったそうです 撮影日;2014.01.05 善照寺の山門前の広場に看板が立てられています (看板には10m南の場所と書かれています) 100mほど南には広峰神社が有ります 芦屋道満は陰陽師・安倍晴明のライバルだった人物です 道満は民間陰陽師で、声聞師とも呼ばれました 寺社に芸能・占い土木技術などで奉仕した被差別民です...
View Article善照寺境内の「冨生の松」
根上りの松と呼ばれています 撮影日;2014.01.05 (浄土真宗本願寺派) 龍華山「善照寺」の境内に有ります 樹齢およそ300年 盆栽を大きくしたようで、根が地上から盛り上がるような黒松です 福井県冨生村から水路で運ばれてきたと伝わります 金沢兼六園の根上り松と同様に、県内でも類を見ない珍しい黒松です この松には、日本ミツバチが共生していて、森の役割も果たしています...
View Article無山丸山古墳
杣坂古墳とも称されます 撮影日;2014.01.04 丘陵南端部の斜面に築かれ、封土は流失し横穴式石室が露出しています 片袖式の横穴式石室で、全長4.1m 内部は土砂が流入していて、高さは不明(現高1.2mほど) 奥壁面下部の幅1.5m・上部で1.24m、少し持ち送りが見られる 羨道部は一部破壊され、短くなっています 幅1.2m・高さ40cmほど(入室可能です)...
View Article向淵いなべ1号墳
封土は流失していて、石室が露出しています 撮影日;2014.01.11 径18mほどの円墳「103-1」です 天井石は3枚だったようですが、かなり崩壊が進んでいて中央の1枚が落ち込んでいます そこから入室できます 羨道部は開口していますが、ほぼ破壊されています 横穴式石室の全長は4.6m 幅1.5mほどで、現状の高さ1.2mほど かなり土砂が流入しています...
View Article向淵いなべ2号墳
奥壁側も開口しています 撮影日;2014.01.11 1号墳から30mほど尾根を下ると2号墳です 墳丘封土は流失していて、大きさは不明 南に開口する横穴式石室が有ります 羨道部は幅1.2mほど(現状高さ0.6m)で、入室できます 僅かですが右片袖式 玄室長3mほど 土砂が流入していて高さは不明です 石室は自然石の乱積み 1号墳より大き目の石が使われています...
View Article向淵さっかの古墳
奥壁と側壁の一部が残っています 撮影日;2014.01.11 戒場岳から東へのびる丘陵尾根と斜面を利用して築かれています 封土は流失していて、墳形は不明(径15mほどの円墳でしょうか?) 石室は乱掘破壊され、付近に石材が散乱しています 南に開口する横穴式石室のようです 奥壁の高さ2.2m、幅1.4mほど 右側壁が1.2mほど残っています 石室の長さは不明...
View Article犬飼明神塚古墳「大師塚古墳」
転法輪寺「犬飼寺」の境内に二基の古墳が有ります 撮影日;2014.01.12 犬飼明神塚古墳は径16mの円墳です 山門を入ってすぐ右手に有ります 墳頂に「南無丹生大明神」天文21年(1552)と刻んだ石標が建てられています 遺物は土師器・瓦 明神塚古墳前には狩場明神社と丹生明神社が祀られています 大師塚古墳は庫裡の裏にある方形の古墳です 一辺12m (境内からは見えません?)...
View Article引ノ山古墳群
北宇智小学校の敷地内に有った古墳群です 撮影日;2014.01.12 14基ほど有ったようです ほぼ消滅 校舎の東側の丘陵に数基残っている? 引ノ山13号墳「19B-20」は径10mほどの円墳で、横穴式石室が在ったようです 須恵器・瓦器・鉄釘などが出土 13号墳はプールの北東隅に有ったようです(残存?) ★所在地;五條市近内町字引ノ山1158 ★交通;JR北宇智駅下車 徒歩20分...
View Article法林寺境内の石棺
日本でもっとも美しく展示された石棺と言われます 撮影日;2014.01.12 (浄土宗)凉井山「法林寺」の本堂前に有ります 高砂産・竜山石・流紋岩質溶結凝灰岩の刳抜式石棺です 当初は手水鉢に転用されていたようです 今は、蓮が植えられ、周囲に石燈籠や瓦や植木が置かれています 掖上鑵子塚古墳のものとされています ★所在地;葛城市南道穂174(法林寺境内) ★交通;近鉄「新庄」駅下車...
View Article寺口忍海G-27号墳
巨石を使った石室が開口しています 撮影日;2014.01.12 寺口忍海古墳群G支群は42基あり、一基のみ開口しています G-27号墳「13D-121」は径15m程の円墳 南斜面は崩れていますが、墳丘は比較的良好に残っています 石室は南に開口しています(斜面の下は溜池です) 倒木が開口部を塞ぐように覆っています 石室の状態は良くありませんが、巨石を使ってあり、見ごたえあります...
View Article寺口千塚74号墳
横穴式石室の奥壁付近が残っています 撮影日;2014.01.12 径14mほどの円墳ですが、大きく盗掘を受けています 高さは不明 石室の残存部分は長さ1.2m、幅1.2m、高さ1mほど 土砂で1mほど埋まっているでしょうか 盗掘坑の規模から、石室全長は6m以上有ったようです 天井石は2枚残っています あまり見所がある古墳では有りませんが...
View Article前椚2号墳
前椚古墳群内の横穴式石室が見学できる一基 撮影日;2014.01.25 前椚(まえくぬぎ)古墳群は5基の円墳で構成されています 2号墳は直径19mの円墳です 外護列石が有るようです 丘陵の南斜面に開口しています 石室の全長10.7m 玄室長5.1m・幅1.4m・高さ2m わずかに両袖式 羨道長5.6m・羨道幅1.2m・高さ2m (羨道は、かなり破壊されています)...
View Article前椚古墳群
古墳時代後期の古墳群です 撮影日;2014.01.25 5基の円墳の内、5号墳は道路工事で破壊されているようです もう一基、南古墳は谷を隔てた南の丘の林中に有ります 前椚古墳群は南古墳を含めると6基です 椚坂旧道入り口のすぐ左上に1号墳が有ります 径10mの円墳ですが、墳丘は崩れて石室の石材の一部が露出しています 旧道を少し進んで右手の丘陵を登っていくと...
View Article井手塚古墳
南加茂台二丁目の住宅地東側の造成斜面下に有ります 撮影日;2014.01.25 径12mの円墳です 斜面の南に石室が開口しています 全長9.4m、玄室長4.8m 右片袖式横穴式石室です 以前は入室できたようですが、現状高さ20〜30cmほどで入室困難です 左側の丘陵には前椚古墳群が有ります 南加茂台二丁目のバス停東側の斜面に西椚窯跡が有ったようです...
View Article草ケ山古墳群
東西に2基の円墳が並んでいます 撮影日;2014.01.25 他にも古墳が在ったようですが、墳丘が残っているのは2基のみ ともに径14mほどの円墳です 1号墳とされる古墳で石室が見学できます 1号墳は東西2ヶ所に開口部が有ります 竪穴系横口式石室です 玄室長は4m弱、幅1.2〜1.4m、高さ現状で1.4mほど 築造時期は6世紀前半とされています...
View Article宮ノ下古墳
かつて「柳の森」と呼ばれる古墳状の高まりが有りました 撮影日;2014.01.25 径24mの円墳だったと考えられています 発掘調査では何も出土しなかったようです 南西50mの所に石碑が建てられています(柳の森古墳跡) 宮ノ下古墳が在ったと思われる場所から、北東150mの三叉路に大きな黒い石が有ります (古墳の物かどうかは不明) 夜支布山口神社の本殿背後にも古墳が有るようです...
View Article競馬道4号墳
思いがけず、石室が開口していました 撮影日;2014.01.25 現状は径8mほどの円墳で、比較的良好に墳丘が残っています 遺跡地図の「6B-58」です 石室は、南東側に開口しています 開口部は狭く、入室は困難 (開口部は幅60cm・高さ20cmほど) 石室内にも多くの土砂が入り込んでいて、計測不能 石室長5mほどでしょうか? よく見えませんが、隅丸型かも...
View Article