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Channel: 奈良の名所・古跡
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巨勢山323号墳

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 巨勢山古墳群で確認されている唯一の横口式石槨墳です 撮影日;2012.01.15

 一辺14.8m・高さ約3mの方墳です

 横口式石槨は南に開口しています
 全長約4.5mで、石槨長約2.1m、幅約0.8m・高さ約0.8m
 羨道長さ約2.4m・幅約1.5m・高さ約1.3m
 葛城閃緑岩の切石(石槨部)と割石(羨道部)で構成されています

 出土遺物は須恵器・土師器が確認されています 
 築造は7世紀中頃(古墳時代末期)

巨勢山323号墳開口部 ものすごい薮に覆われた巨勢山323号墳の墳丘

 「巨勢山古墳群」は5世紀〜7世紀中頃までに築造された700基程で構成される国内最大級の群集墳です
 大半が径約10m〜20m程の小規模な円墳で構成されています
 室の宮山古墳の南、巨勢山丘陵を中心とした東西3.3km、南北3.5kmの範囲に分布しています
 2002年12月19日に国の史跡に指定されました 

323号墳の南側にある円墳のひとつ ≪行き方≫巨勢山丘陵の西端に小さな墓地があります。その墓地の最高部から薮の中に突入して、まっすぐ頂上を目指す(よじ登る)と墳丘が見えてきます。開口部は南側なので、右手に回り込めば開口部が見つかるはずですが、薮がものすごくてたどり着けません。左手に回り込んで行くと杉の木に白い紐がたくさん巻きつけてありますので、それに沿って進むと、南側の尾根に出ます。40cm程の花崗岩があるので、少し尾根を登ると開口部が見えると思います。

★所在地;御所市西寺田宇墓山
★交通;近鉄御所駅より バスで「寺田橋」下車 徒歩15分
★駐車場;麓にある墓地にスペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;




 

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