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Channel: 奈良の名所・古跡
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荒坂窯跡

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 川原寺の創建時に瓦を供給しています 撮影日;2012.01.15

 向山丘陵と西河内丘陵の間に西から延びてきた丘陵突端部に位置し、前を流れる関屋川を望む斜面に造営されています
 昭和8年と47年に発掘調査が行われ、昭和49年に県の史跡に指定されました

 須恵器と瓦をともに生産した瓦陶兼用窯として知られ、これまで12基の窯跡が確認されています
 窯の北向きの丘陵斜面に営まれた半地下式の登窯で、全長9.1mを測る
 燃焼室は長さ1.3m、同幅1.9m燃成室は階段式で11段よりなり、長さ約5mで約30度の傾斜をもっている
 窯体内やその付近からは蓮華文軒丸瓦、重弧文軒平瓦、平瓦、丸瓦などの瓦類とともに焼けひずみのある須恵器の燃焼が行われたことが知られます 

荒坂窯跡のある柿畑 荒坂窯跡実測説明版 荒坂窯跡説明版

★所在地;五條市西河内町字荒坂802
★交通;JR北宇智駅下車 徒歩20分
★駐車場;スペース有り
★入場料;一号窯の覆い屋には鍵がかかっています
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)、0742-22-1101(奈良県教育委員会)


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