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Channel: 奈良の名所・古跡
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赤瀬古墳

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 二つの横穴式石室が並んでいます 撮影日;2012.01.29

 額井岳(大和富士)の麓、天満台にかかる尾根の一つに築かれています
 約10mの円墳状で高さ2mほど
 同一墳丘(と思われる)に開口しています(下が1号、上が2号と呼ばれます)

 1号墳(12D-3)
 全長約7m、玄室長約2.2m、奥壁付近の幅1.8m、玄門付近の幅約2m
 ほぼ正方形の両袖の横穴式石室です
 小さな石棺が残っています(石棺にしては小さすぎるように思えるのですが?)

赤瀬1号墳は民家のすぐ右手を登るとすぐに見えます 小さな石棺?が有る1号石室

 2号墳(12D-4)
 全長約5m、玄室長約2.5m、奥壁付近の幅1.7m、玄門付近の幅約1.6mです
 ほぼ正方形の両袖の横穴式石室です

赤瀬2号墳は1号石室の右斜め上辺りに開口しています 何故か墨が置いてある2号石室

 背後の尾根にも古墳の石材のような石が転がっています
 古墳群を形成している可能性も有り?

★所在地;宇陀市榛原赤瀬
★交通;近鉄「榛原」駅より バスで「天満台西4丁目」下車 徒歩2分
★入場料;民家の横にあるので、声をかけてから見学しましょう
★問合せ;


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