笠置町のどの地域とも異なる、独特の雰囲気が有ります 撮影日;2014.09.20
国道163号線、笠置トンネルの東1.5kmほど先に木津川を渡る橋が有ります
この橋は雨が降れば水没します
ゆえに、潜没橋と呼ばれます
その橋の向こうに広がるのが、飛鳥路です
のどかな田園風景が広がります
JR笠置駅方面へ歩いていける東海自然歩道も有ります
布目川には甌穴群が見れます
天照御門神社への分岐付近に、江戸時代末期の大庄屋「庄屋庄七翁終焉之地」の顕彰碑が建てられています
庄七は興ヶ原村に生まれ、25歳で大庄屋を受け継ぎました
興ヶ原村の水田はしばしば干ばつの被害を受けたことから、嘉永4年(1851)に布目川の水を引く工事を開始し、約1年かけて工事を完了させました
しかし水路の各所に漏水があり、自らの財産をつぎ込んで補修工事を継続します
安政元年(1854)の大地震により水路が壊滅すると庄七への非難が高まり、村から郡山藩へ訴えられ大和追放、財産没収となり失意の晩年をおくることになりました
「興ヶ原」バス停下車東へ約0.7kmの所には庄屋庄七顕彰碑が建てられています
★所在地;相楽郡笠置町飛鳥路
★交通;JR笠置駅下車 徒歩
★駐車場;有ります(有料500円)
★見学;ゆっくりと歩いてみましょう
★問合せ;