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Channel: 奈良の名所・古跡
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太平記元弘の乱のジオラマ

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笠置元弘の乱
 笠置駅前に有ります 撮影日;2014.09.20

 鎌倉時代後期の元弘元年(1331)9月に山城国相楽郡笠置山において、鎌倉幕府打倒を企てる後醍醐天皇側と、鎌倉幕府側との間で行われた戦いを再現したジオラマです

 弓で戦う武将は足助重範
 巨岩を敵に投げつけようとしているのは般若寺の僧本性房

笠置元弘の乱 笠置元弘の乱説明版 

 太平記元弘の乱 笠置合戦
『鎌倉幕府を倒そうとする後醍醐天皇と北条幕府軍は元弘元年九月笠置山を舞台に合戦(元弘の乱)がくりひろげられた。
北条幕府軍は七万五千余騎の大軍によって笠置山を四方から包囲して攻撃する作戦をとるがその笠置山は全山が巨岩、怪石で覆われた天然の「要塞」であり攻撃が安易ではない。
静まりかえる城に向かって信仰した幕府軍は笠置山一の木戸仁王門の前まで押し寄せ城を見上げると天皇方の三千余人の鎧武者がぎっしりと待ち構え、その中から三河国の住人足助次郎重範と名乗る武士が登場し強弓で敵将を射殺する。
これを戦のはじめとして激しい戦闘が始まるが夕刻になった頃、今度は般若寺の本性房という大力の律僧が巨岩を投げつける。
そのため、幕府軍は甚大な被害を受ける。
しかし、風雨烈して吹く暗闇の中、幕府軍五十余人の決死隊が笠置山の北側の石壁をのぼり城内に火を放ち、混乱の中ついに笠置の城は落城した。』笠置町

★所在地;相楽郡笠置町大字笠置小字栗栖
★交通;JR笠置駅下車 徒歩すぐ
★駐車場;なし
★見学;自由
★問合せ;0743-95-2301(笠置町役場)


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