鎌倉から江戸時代にかけて彫られた石仏群です 撮影日;2014.10.15
渓谷の両岸に切り立った岩肌に彫られています
もっとも下流に位置するのが、滝行が行われる滝のある崖面に刻まれている通称“八尺地蔵”です
総高3.37m・仏身2.9mで、8尺より大きい
作風から鎌倉中期の作と考えられています
対岸の滝見橋を渡った所には、通称“五智如来”が有ります
横長の彫り込みの中に釈迦・薬師・地蔵・弥勒・阿弥陀の五尊が並んでいます
八尺地蔵のやや上流には、阿弥陀三尊の種字を刻む「三界萬霊供養磨崖碑」が刻まれている
さらにその上流には、室町後期~江戸初期作の“貝吹き地蔵”が2体陽刻される
また同じ岩の北側の岩壁には“法螺吹き地蔵”と“はらみ地蔵”がある
★所在地;駒郡平群町鳴川
★交通;近鉄元山上口駅より バスで緑ヶ丘北下車 徒歩15分
★駐車場;有ります
★見学;自由
★問合せ;