破壊されていますが、とても大きな石室です 撮影日;2014.12.21
全長107m、後円部径67m・高さ14mの2段築成の前方後円墳です
後期の古墳としては見瀬丸山古墳に次いで規模が大きい前方後円墳です
前方部を北に向け北・西・南の3方に空濠が有ります
西側に有る造り出し(東側にもある可能性)もはっきり確認できます
拳大の礫石による葺石が墳丘に施されていたようです
後円部南に片袖式の横穴式石室が有ります
羨道は破壊されていますが、長さ7.5mほどあったようです
玄室長6.3m、幅2.8m・高さ推定3.8m(残存2.8m)
天井石も無くなっていますが、とても見ごたえ有る大きな石室です
凝灰岩製石棺(破片が出土したそうです)が有ったようです
埴輪は確認されていません
築造年代は6世紀前半です
被葬者は物部氏の有力者と考えられています
ウワナリ塚古墳に続いて築造されたようです
★所在地;天理市石上町平尾
★交通;JR・近鉄天理駅下車 徒歩45分
★駐車場;有りません
★見学;自由
★問合せ;