山の奥にポツンと築かれている後期の古墳です 撮影日;2014.12.27
径12mの円墳「17D-2」です
封土はかなり流失しているようで、墳頂は平になっています
横穴式石室が見学できます
羨道部はほぼ埋まっています
玄室の西側石が1個抜かれていて、なんとか入室可能です
足場が無いので出るのは大変(うかつに入ると出られなくなりますよ)
玄室は花崗岩を積み上げている
高取町史では長さ2.8m・幅1.7m、羨道長4.2m・幅1.7mとなっています
玄室は目測で、長さ2m・幅1.5m・高さ1.5mほどの小さな石室です
羨道は幅1mほど、両袖式のようです
玄室内の石材は煤けていました
石室内で誰か焚き火でもしたのでしょうか???
≪行き方≫
高取城跡へ向う途中、「宗泉寺」の700mほど手前、公園あたりの分かれ道を南へ
林道を小滝を眺めながら登っていきます
緩やかにカーブする辺り、小川の対岸左手に墳丘が見えます
★所在地;高市郡高取町上子島字法ヶ谷
★交通;近鉄壺阪山駅下車 徒歩40分
★駐車場;なし
★見学;自由
★問合せ;
おそらく、よっぽどの古墳マニアじゃないと行かない古墳でしょうね