数基で石室が確認できます 撮影日;2014.01.04
東大阪市郷土博物館付近に在る山畑古墳群の北東にある19基の古墳群です
9〜14号墳に横穴式石室が認められます
山畑22号墳などのように状態の良い石室は有りません
14号墳がいちばん状態が良いようです
両袖式の横穴式石室が開口していて、見学できます
玄室長5.2m、幅2.1m
羨道は破壊されていて、ほとんど残っていません
1970年代に調査されています
物置に使われていたようですね
9号墳は大きく墳丘は崩れていますが、玄室の奥壁部分が残っており、入室可能です
10号墳と12号墳は僅かに開口していますが、ほとんど埋まっているようです
11号墳は羨道部はほとんど埋まっていますが、側壁の一部が抜かれているのでかろうじて入室可能です
13号墳は墳丘もはっきりせず、天井石が露出しています
石室が残っているようですが、内部は見えませんでした
3号墳は尾根の先端近くに築かれた前方後円墳です
前方部をほぼ西に向け、前方部が後円部に比べて低いタイプです
1985年頃に埴輪の破片(鰭付円筒埴輪)が見つかっています
築造は4世紀中頃と推定され、東大阪市内では最古の古墳です
最高所に在る1号墳も探してみましたが、薮がひどくたどり着けませんでした
★所在地;東大阪市客坊町
★交通;近鉄枚岡駅下車 徒歩40分
★駐車場;有ります(東大阪市郷土博物館)
★見学;自由
★問合せ;