金剛山地から東へ派生した尾根の中腹、標高460m付近に築かれています 撮影日;2014.01.18
別名、「二塚城」とも言われます
築城年代は定かでは有りませんが、布施氏によって築かれたと伝えられます
松永久秀によって筒井城から追われた筒井順慶を布施城に迎え、永禄8年(1565年)には松永方の高田城を攻めるなど反撃しました
その後、織田軍の支援を得た松永久秀によって布施城が攻められ、周辺を焼き払われるなどしましたが落城はしませんでした
山頂の主郭を中心に東へ伸びた尾根に曲輪を展開
尾根は途中で北と南に分かれ、その両側に曲輪が付いています
見所は、最東端部の城道ともいう虎口縄張・城道を登ったすぐの曲輪に築かれた横堀・尾根に連なる曲輪群の東方部に築かれた櫓台と大堀切
そして西方と東南方の畝状竪堀と盛りだくさんです
★所在地;葛城市寺口
★交通;近鉄新庄駅下車 徒歩90分
★駐車場;有りません
★見学;自由
★問合せ;
進入ゲート(猪除け用)から1.2kmほどですが
行き着くには、かなりハードな山道を登ることになります(半端じゃないです!)
主郭からの眺望は抜群です